女性向けWEBカー用品店を盛り上げる 「ココトリコ」の女性店長

自動車用品大手のソフト99コーポレーションが展開している女性向けWEBカー用品店の「ココトリコ」で店長を務める神谷愛香さん。商品を販売するだけではなく、自ら商品企画や開発も積極的に行うパワフルなビジネスウーマンです。

プロフィール
神谷愛香(こうやあいか)
平成3年3月生まれ。大阪府大東市出身。平成24年に株式会社ソフト99オートサービスに入社。翌年株式会社ソフト99コーポレーションWEB事業部に配属となりココトリコのスタッフに。今年6月から店長に任命される。

――現在の仕事内容について教えてください。

今年で9年目を迎えた“女性向けWEBカー用品店『ココトリコ』”の店長を努めています。商品の企画をはじめ、新商品導入の時期やキャンペーンのスケジュール管理、WEBショップのページ製作、SNSなどでの販促、注文や問い合わせの電話応対など業務全般に関わっています。

新商品案が決まると生地の選定や試作品の製作、仕入れ先との交渉、実際に商品を販売するWEBページの製作や、撮影の段取りなどを考えることも私の担当ですね。

事務所のミシンを使って商品を試作しています

――ココトリコはどのようなきっかけでできたのですか?

ソフト99の営業担当の女性がクルマを運転している時に「車内にもっとかわいいインテリア用品が欲しい」と思ったことがきっかけでブランドが立ち上がりました。キーホルダーやシートカバー、ハンドルカバーを製作して自分たちで販売するようになり、フロアマットやクッションなど商品の幅を広げ、現在はペット用品も含めるとおよそ60アイテムを扱っております。

WEB専門というのも強みで、少量生産かつ品質にこだわった国産品を直接お客様にPRでき、反応もダイレクトなので次の商品開発に役立てやすいですね。ちなみにブランド名の「ココトリコ」の由来は、「ココロをトリコにする」というところから名付けられました。

クッションやハンドルカバー、車検証入れなど様々な商品をラインナップ。一つの商品に対して、たくさんの柄が用意されているのも特徴です

――この仕事を選んだきっかけは何ですか?

ソフト99オートサービス時代に、ソフト99の会長にお会いする機会があり、「ココトリコで女性目線の商品を開発しないか」と直接オファーを頂きました。開発の仕事は初めてでしたが、自由にやらせてくれることに魅力を感じ、快諾しましたね。

――仕事のやりがいや楽しさを感じるのはどんな時ですか?

街中でふと自分が作った商品を見かけると、言葉にできない感動が込み上げますね。また、商品をご購入いただいたお客様から「買ってよかった」というメッセージや、商品の使用シーンの写真などを頂くこともあり、何よりの励みになります。

商品を気に入っていただき、「次は娘や友人にプレゼントしたい」とリピーターになってくださる方がいるのも本当にうれしいですね。

電話応対も神谷さんの仕事の一つ。実際に使用した感触や柄の感想などお客様の声を直接伺い商品開発に活かします

――仕事の中で大変だったこと、辛かったことはありますか?

絶対に売れると自信を持って開発した商品が全く売れなかった時は本当に辛い思いをしましたね。自分の好みだけを優先して開発してしまい、なぜ売れないのだろうかと思い悩みました。

その経験を活かし、現在は新商品を作る際にどの年齢層のどんな女性で、普段はどういうカーライフを送っているかなど細かく想定しています。新商品の発売日は今でも緊張しますね。

営業車はスズキ・ハスラー。実際にハスラーに乗る女性ユーザーも多いためココトリコのイメージにぴったり。インテリアには、ポルカ×ワッフルホワイト柄のシートカバーが装着されています。同じ柄のハンドルカバーやインテリアクッションなどもあり、トータルコーディネートも楽しめます

――商品のアイデアはどのように考えているのですか?

実際にお客様から頂いた意見は、自分の考えよりも大切にしています。また、カー用品店などに足を運び、他社の商品を実際に見ることも多いです。例えば、「この商品をもっとかわいくするにはどうしたらいいか」と考えますね。

街行くクルマの中を観察してみたり、雑誌やテレビ、雑貨店のトレンドなどもチェックします。ソフト99の社外取締役でもあるレーシングドライバーの井原慶子さんと意見交換をさせていただくこともありますよ。

井原慶子さんと神谷さんのツーショット。ちなみにクルマは井原さんの愛車の日産・リーフ

――現在の商品の中でお気に入りはありますか?

愛犬とのドライブを楽しくするペット用品ですね。私がココトリコに来て一から自分で考えて製作したものなので思い入れも強いです。かわいいデザインはもちろんワンちゃんにとって痛くない素材や形状などペット目線のアイデアを反映しました。

神谷さんのアイデアが詰まったハーネス&リードセットは「ココペット」のブランドで展開。他にもカフェマットやお散歩バッグなどもラインナップされています
ハーネス&リードセットの使用イメージ。写真のワンちゃんは神谷さんの愛犬のマロンちゃん。ペット用ココトリコのモデルとしても活躍しています

――この仕事に就いてご自身にどのような変化を感じますか?

クルマのインテリアへの興味が深くなり、これまで以上に流行を気にするようになりました。人の意見も積極的に聞くようになりましたね。またココトリコを任せてくれているこの会社にも本当に感謝しています。次第に自信がつき、ここで働いていることにプライドが持てるようになりましたね。

――現在の課題や今後の目標を教えてください。

「ガラコ」や「フクピカ」のように、他社にはマネできない大ヒット商品を生み出すことが目標で、最大の課題でもあります。そのためには、いろいろな方々の意見を聞くことはもちろん、様々な商品に目を向けて、市場の動向をチェックするなどアンテナを広く持つことが大切だと思っています。

ココトリコは神谷さんのほか、巾崎あずささん(左)と斉藤未歩さん(右)の3名で運営されています。神谷さんを中心に注文状況の把握やWEBの更新などをそれぞれのメンバーが協力して行っています

――休日などプライベートは何をしていますか?

ホットヨガにはまっていて、一日の疲れを抜きストレスを自宅に持ち帰らないようにしています。また、ペットのワンちゃんとお出かけすることが一番の楽しみですね。

休日は愛犬のマロンちゃんとお出かけ。ちなみにマロンちゃんは現在7歳。愛犬とのふれあいは神谷さんの一番のリフレッシュタイム

――プライベートでクルマは持っていますか? また欲しいクルマはありますか?

父がプリウスを持っているのでそれを運転しています。今欲しいクルマはミニですね。フィアット500やフォルクス・ワーゲンのビートルもかわいいと思います。

――理想のドライブデートを教えてください。

お弁当を作り愛犬も連れ、ピクニックやドッグランを楽しむのが理想ですね。美味しいものを食べてきれいな夜景の道をドライブする、というのもいいかも(笑)。

実際の店舗に負けないくらいリアルな女性ユーザー目線で商品を考える神谷さん。その親身さが商品の楽しい雰囲気にも現れていますね。ココトリコならではのヒット商品の誕生も、意外とすぐかもしれません!

[ガズー編集部]