トヨタ、4日の取締役会でマツダとの協業に関して決議

提携を発表した豊田トヨタ社長と小飼マツダ社長(2015年5月)
トヨタ自動車は8月4日、業務提携で合意していたマツダとの具体的な協業について「本日開く取締役会で決議する」(広報部)と明らかにした。両社は2015年5月に業務提携に基本合意しており、両社で組織した検討委員会が協業の内容を詰めてきた。

基本合意時の発表では「環境技術、先進安全技術といった分野をはじめとする、お互いの強みを活かせる業務提携の合意を目指す」としていた。

4日には日本経済新聞が朝刊で、両社が資本提携する方向などと報じた。同紙によると、トヨタがマツダに5%前後を出資し、マツダも小幅出資する案で調整しているという。また、協業では電気自動車(EV)の共同開発や、米国に共同生産のための工場新設を検討するとしている。トヨタ広報部は取締役会での決議内容については開催前のため、明らかにしていない。

(レスポンス 池原照雄)

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