【フランクフルトモーターショー2017】トヨタ ヴィッツGRMN、1.8スーパーチャージャーは212hp

トヨタ・ヤリスGRMN
トヨタ自動車の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは9月12日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー2017において、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)の「GRMN」の詳細スペックを発表した。

ヤリスGRMNは、トヨタが2017年シーズンのWRC(世界ラリー選手権)に「ヤリスWRC」で復帰したことを記念したモデル。WRCのイメージを反映させた高性能モデルとして開発された。

今回、フランクフルトモーターショー2017では、ヤリスGRMNの詳細スペックが明らかに。2ZR-FE 型1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンをスーパーチャージャーで過給。最大出力は212hp/6800rpm、最大トルクは25.5kgm/5000rpmを引き出す。

トランスミッションは6速MT、駆動方式はFF。車両重量は1135kgに抑えられ、パワーウェイトレシオはクラス最高の5.35kg/hp。ヤリスGRMNは、0~100km/h加速6.3秒、最高速230km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを実現する。

足回りには、トルセンLSDを装備。サスペンションやボディも強化した。ブレーキローター径はフロントが275mm、リアが278mmと大径化。17インチのBBS製軽量ホイールに、ブリヂストン「ポテンザRE050」の205/45R17サイズタイヤを組み合わせている。

(レスポンス 森脇稔)

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