【SUPER GT】日産が今季モータースポーツ活動計画発表会を開催…田中総監督「五輪パシュートのように王座を」

日産GT500軍団の首脳、チーム監督、ドライバーたち。
24日、日産/ニスモは横浜の日産グローバル本社ギャラリーにて「2018年モータースポーツ活動計画発表会」を開催。集まった多くのファンの前で、活動の主軸であるSUPER GT/GT500クラスでの王座奪還をドライバー、チーム監督や陣営首脳らが誓った。

今季の日産/ニスモのモータースポーツ活動計画については今月12日に発表がなされているが(既報)、熱烈な日産ファンにとっては、やはりこの時期恒例の本社発表会、実質的には壮行会といっていいと思うが、これがないとシーズンが始まらない、というところだろう。例年同様に多くのファンがこのイベントに集結、日産勢の今季の船出を後押しした。

今季のSUPER GT/GT500クラスに臨む日産「GT-R」勢のラインアップは下記の通り。ドライバーの移籍やGT500新参戦チームの登場などで“見直し”幅の広い新布陣となっている。

#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生&R. クインタレッリ/NISMO/MI)
#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲&千代勝正/NDDP RACING with B-MAX/MI)
#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹&J. マーデンボロー/TEAM IMPUL/BS)
#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(J-P. デ・オリベイラ&高星明誠/KONDO RACING/YH)

(カッコ内はドライバー名/チーム/タイヤ。タイヤ略称:MI=ミシュラン、BS=ブリヂストン、YH=ヨコハマ)

SUPER GTの日産系チーム総監督を務める田中利和ニスモ常務執行役員は、「毎年ここで言っていることですが、4チームともチャンピオンを狙えると思います。最終戦には4チームすべてがチャンピオン獲得の可能性を残して進み、そのなかの1チームがチャンピオンになる、というかたちにしたい」との旨を語り、開催中の平昌オリンピックで金メダルを獲得したスピードスケートの日本女子パシュートチームの活躍を引き合いに「最後はパシュートのように4チームで力を合わせて、チャンピオンを獲りたいと思います」と続けた。

2011~12年、14~15年と5シーズンで2度の連覇を果たした日産勢だが、ここ2シーズンは王座から遠ざかっている。特にマシン規定に大きめの動きがあった昨年はレクサス「LC500」勢が優位を築き、ニスモチームの#23 松田&クインタレッリ(ここは今季もチーム、コンビ不動)が最後までタイトル争いを演じたとはいえ、総じていえば日産勢にとって近代にない厳しい内容と結果のシーズンだった。今季は挽回を期しての戦いになる。

至上命題ともいえる奪冠。その目標に向けて、4チームそれぞれが王座を狙って切磋琢磨しつつ、最後は(状況に応じて)皆で協力する。この姿勢で日産GT500勢は陣営3シーズンぶりのタイトル獲得を目指していく。

(レスポンス 遠藤俊幸)

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