蓄電は質が問われる時代、CONNEXX SYSTEMSの提案…二次電池展2018

CONNEXX SYSTEMSの塚本社長
2月28日から3月2日まで東京ビッグサイトで開催された国際二次電池展で、CONNEXX SYSTEMS(コネックス・システムズ)のブースでは、ただ電気を貯めるだけではない、電気の貯め方、使い方、使い勝手の点で、よりユーザーのニーズに合った蓄電システムが紹介された。

リチウムイオンバッテリーと鉛蓄電池を組み合わせて、エネルギー密度を高め、長寿命、安全性、低温性能を高次元でバランスさせた、BIND Battery(バインドバッテリー)だ。

「鉛電池とリチウムイオン電池といった、異なる種類の蓄電池を『仮想セル接続』させる技術は、日米欧で特許を取得しました。各々の長所を併せ持ったハイブリッド蓄電池は、バックアップ用電源けら災害対応まで、幅広く活用できるシステムで、情報システムや医療機器など質の問われる電源供給源になり得るシステムです。過充電されても自律的に安全性を回復できます」とコネックス・システムズでは話す。

また第二世代のバインドバッテリーへの足掛かりとなる、高率充放電特性と、キャパシタの20倍以上の高エネルギー密度を持つハイパーバッテリーや、鉄を燃料にして、化石燃料に匹敵するエネルギー密度の、「シャトルバッテリー」も紹介。水素を連続供給する必要がなくエネルギーコストの激減を可能にする技術だという。

塚本社長は「こうした技術は例えばハイブリッドカーの燃費もEVの航続距離ももっと延ばすことを可能にできるのです。同時に、蓄電システムの性能の向上で、エネルギーの地産地消やリスクヘッジにも貢献できること。今後は、例えば住宅用電源を完全に賄える、住宅用バインドバッテリーの開発なども引き続き進め、価値ある提案をしていきたい」と話していた。

(レスポンス 中込健太郎)

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