ヤマハ、スポーツ電動アシスト自転車YPJにMTBなど4モデル追加…ハイパワー化も

ヤマハ発動機 YPJシリーズ 新モデル発表会
ヤマハ発動機はスポーツタイプの電動アシスト自転車「YPJシリーズ」に、新たにマウンテンバイクなど4モデルを追加設定し、6月11日から順次発売すると発表した。価格は28万800-37万8000円となっている。

今回追加されたのはマウンテンバイク仕様の「YPJ-XC」、クロスオーバー・ロードバイクの「YPJ-ER」、フラットバーロードバイクの「YPJ-EC」、トレッキングバイクの「YPJ-TC」の4モデル。

ヤマハは2015年にスポーツタイプの電動アシスト自転車として「YPJ-R」および「YPJ-C」を市場導入しているが、今回追加される4モデルに関して、ヤマハSPV事業部マーケティング部マーケティンググループの鹿嶋泰広主査は「YPJ-R/Cは、自分の力で走ることをメインにして発進と加速、登坂のところにアシストの恩恵を組み合わせるというパートタイムアシストのコンセプトで自力走がメイン。速度域もモーターアシストができる時速24kmまでではなく、その先も普通の自転車として走れる速度域としている。これに対して、フルタイムアシストで発進と加速、登坂に加えて巡航のところまでモーターのアシストを活用していくというのが今回の4モデルの特徴」と解説。

このため「YPJ-R/Cのバッテリー容量は約60whと、自分の脚で走るのをメインとしているので割切ったものなっているが、今回の4モデルは約8倍の容量を持っているのでパワーも上、アシスト領域も拡大。1充電当たりの最大航続距離200kmオーバーのスペックになっている。非常にいろんな楽しみ方ができる」とのことだ。

鹿嶋主査は4モデルについて「XCはマウンテンバイクのためにというコンセプトで造られたPW-Xというユニットを搭載し、高トルク、ハイレスポンスでとにかく走りを楽しむための機能が詰まったモデル。ERは通勤からロングライドまでを楽しめる流行りのディスクロードバイク。ECは街乗りや週末のサイクリングが楽しめる、万人向けのクロスバイク。TCは日常から非日常まで楽しめるトレッキングバイクというコンセプトになっている」と述べた。

さらに4モデル共通の特徴としては「YPJ-R/Cでも非常に要望が多かったディスクブレーキを全車搭載し、それに合わせて剛性の高いスルーアクスル仕様としている。XCを除くオンロードモデルには非常に明るいアルミ筐体のバッテリーランプを標準装備している。すべてのモデルに3つのサイズを用意し、身長150cm台の方から180cm台後半の方まで、日本人の体格はだいたいカバーできるバリエーションになっている」という。

また価格については「ヤマハとしてはひとりでも多くのお客様に楽しんでい頂きたいという思いを込めて頑張って付けた価格だが、この値付けは一般からみるとやはり自転車で20万後半から30万オーバーということで高いとみられるかと思う」としながらも、「このモデルを購入してどれだけ楽しめるかということを、安く感じるか、それとも高く感じるかということだと思うので、ヤマハとしては自信をもってこの価格でお客様に提案していきたい」と話していた。

(レスポンス 小松哲也)

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