レクサス UX に新開発ハイブリッド、バッテリー充放電を先読み制御…ジュネーブモーターショー2018

レクサス UX のUX250h(ジュネーブモーターショー2018)
レクサスは、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018で初公開した新型コンパクトSUVの『UX』に、新開発ハイブリッドシステムを搭載すると発表した。

レクサスUXは、レクサスのSUVラインナップにおいて、『NX』の下に位置するコンパクトクロスオーバー車。新開発のハイブリッドシステムを搭載するのは、「UX250h」グレードとなる。

UX250hには、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた新開発のハイブリッドシステムを採用。モーターによるアシストとエンジン回転数を最適化。燃費性能に加えて、気持ちの良い加速フィーリングを追求する。

また、ドライバーの運転行動やナビゲーションの地図情報をもとに、実際の走行に沿ってハイブリッドバッテリーの充放電を最適に制御する「先読みエコドライブ機能」を初採用。これにより、効率的な走りが可能になり、さらなる燃費性能の引き上げにつながる。

さらに、UX250hには、GA-Cプラットフォーム用の4WDシステム、「E-Four」を搭載。雪道など滑りやすい路面での発進や加速の際やコーナー進入時に、前後輪の駆動力配分をスムーズに制御し、発進や走行安定性を高める。通常の路面では、前輪駆動を選択して燃費性能を向上させる、としている。

(レスポンス 森脇稔)

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