夢か現実か? パナソニックが次世代モビリティのコンセプトを公開[新聞ウォッチ]

パナソニックの次世代モビリティ
気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2018年3月29日付

●新年度予算が成立、97.7兆円、首相、「森友」解明に力(読売・1面)

●三菱マテリアル子会社、70年代から不正始まる、最終報告書「知りながら放置」(朝読売・10面)

●三菱自動車が教育施設(読売・10面)

●スバル複数車種、検査値を改ざん、複数の従業員が関与(朝日・11面)

●ビジネス機手配、ANAが参入へ(毎日・8面)

●トヨタが24万台リコール(毎日・28面)

●トヨタ系ディーラーの海外初進出を支援、国材協力銀(産経・12面)

●ガソリン6週連続値下がり(東京・6面)

●トヨタ新型SUV発表、NY国際自動車ショー開幕(東京・7面)

●トヨタ・スズキ相互OEM、インド、成長市場を開拓(日経・1面)

●東南アジア最大の自動車ショーが開幕、バンコク(日経・13面)

●ライドシェア統合、ダイムラーとBMW、ウーバーに対抗(日経・15面)

●自動運転事故、波紋広がる、公道の試験走行禁止、米カリフォルニア州(日経・15面)

●ホンダ、米で「アコード」減産、セダン離れで戦略見直し(日経・17面)

●自動運転向け運転席、パナソニック、21年度メド実用化(日経・17面)


ひとくちコメント

電動化システムなどの次世代モビリティ技術の開発に取り組むパナソニックが、10年先の自動運転のクルマを想定したキャビンや運転席などのコンセプトモデルを、横浜市にある子会社「オートモーティブ&インダストリアルシステム社」内で報道陣に公開した。

パナソニックが国内で初めて公開した自動運転のコンセプトモデルは、「走る歓び」というこれまでのクルマの概念を覆すようなハイテク技術を駆使した「快適なリビング空間」というイメージである。

次世代のキャビンでは、総合家電メーカーとして培ったより良い暮らしを実現するための技術・ノウハウと、車載システムの開発力を融合。空質調整のできるシードやエアコン、感性に訴える光の照明などを搭載。大型ディスプレーではインターネットを通じてショッピングができるほか、映画や旅情報など好みの映像をリラックスしながら楽しめる。

また、向き合って座っているシートを回転させれば、集中力を高めるビジネス専用空間に変身。移動しながら商談やテレビ会議などができるなど、自動車メーカーでは、なかなかアイデアが浮かばない「夢の移動空間」を備えている。

また、米ラスベガスのCES 2018で披露した次世代モビリティ社会を見据えた小型EV向けの「e-パワートレーン」のプラットフォームのほか、自動運転である「レベル2」「レベル3」に対応するコックピットなども公開した。「100年に一度の大変革の時代」を迎えた自動車業界だが、電動化、コネクティッド、自動運転の分野では、厳格な安全基準などのこだわりも少なく夢を追う家電メーカーのチャレンジ精神もは無視できない。

(レスポンス 福田俊之)

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