経産省、モデルベース開発を深化させる「SURIAWASE2.0の深化」を発表

「SURIAWASE2.0の深化」の2018年度の事業イメージ
経済産業省は、自動車産業の企業間で、すりあわせ開発を、実機を用いずバーチャルシミュレーションで開発する「モデルベース開発」(MBD)で高度化する「SURIAWASE2.0」を深化させるための今後の方針「SURIAWASE2.0の深化」をまとめた。

経済産業省は、自動車産業の国際競争力を高めるため、2015年11月に「自動車産業におけるモデル利用のあり方に関する研究会」を設置し、サプライチェーン全体で、MBDを使って高度化する「SURIAWASE2.0」を進めるために必要な取り組みを検討してきた。

2017年度の研究会の取りまとめとして、自動車メーカー、部品メーカーとの参加企業がMBDの活用をコミットメントする「ガイドライン」「車両性能シミュレーションモデル」と、今後の戦略である「SURIAWASE2.0」を公表した。

今回、研究会では「SURIAWASE2.0」を深化する内容で合意した。それによると国と研究会参加企業は、民間企業が主体となってガイドライン・準拠モデルが管理・維持・拡張される仕組みを2020年までに構築する。

また、国、研究会参加企業は、従来のガソリン車を対象とした共通基盤となるガイドラインと準拠モデル作りを、電気自動車といったパワートレインにも拡大するため、ガイドラインと準拠モデルのアップデートを進める。

国、研究会参加企業は、自動運転や電動シフトなど、自動車産業を取り巻くメガトレンドを踏まえ、例えば、自動運転の制御モデルに関連する取り組みなど、モデルに関する新たな協調領域の検討を進める。

今後、産学連携によるモデルの深化・協調領域の拡大を実現するため、関係者で議論を継続する。

(レスポンス レスポンス編集部)

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