コネクテッドカーへの一斉同報配信に成功 KDDIなど、世界初

一斉同報配信の概要
KDDI、ノキアソリューションズ&ネットワークス、ヘキサゴン、KDDI総合研究所は、コネクティッドカーへ効率的に運転支援情報を配信する技術を実現するためのコネクティッドカー向けLTE一斉同報配信技術の実証実験を実施し、世界で初めて成功した。

これまで一斉同報配信は、スタジアムにおける観客への映像放送などに用途を限定して実施してきた。今回4社は、コネクティッドカー向けの情報配信に一斉同報配信を用いるユースケースを新たに定義し、世界初のフィールド実証に成功した。

レベル4(無人運転)の自動運転車が安全に走行するためには、車両が走行状態を常時監視し、正確な道路構造物情報を把握するのに加え、人や障害物などの動的情報をリアルタイムにフィードバックするシステムの構築が必要。同時に、複数の併走するコネクティッドカーに対し、前方の車両が落下物や異常気象などを後方車両に通知する機能や、高精度位置測位のための補強情報の配信など、大量の「運転支援情報」を一斉に効率よく配信する技術が求められている。

ただ、現在主流の「個別配信」では、一つの電波帯域で1対1の通信を行うため、多くの電波帯域が必要だった。今回実証した「一斉同報配信」は、多くの相手に対し一つの電波帯域を共用する。将来、コネクティッドカーの普及台数が1000万台規模に増えたとしても、タイムリーで安定的な情報の受信が可能となる。


(レスポンス レスポンス編集部)

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