メルセデス・ベンツ日本、「MAR2020」コンセプトの日本1号店を東京・西新宿に開設

メルセデス・ベンツ西新宿
メルセデス・ベンツ日本は、独ダイムラーがグローバルで展開を始めた新たな販売拠点CI「MAR2020」コンセプトを採用した日本第一号店となるメルセデス・ベンツ西新宿を4月21日に開設すると発表した。

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長はMAR2020について「将来のショールームの形」とした上で、「これまでの店舗はあまり来店型にはなっていなかったが、気軽に来店できるように街の中心部に開設するとともに、デジタルメディアを融合させた店舗」と語る。

というのも「現在、メルセデス・ベンツ日本は33車種172モデルと、ショールームに展示しきれないほどの種類のクルマを用意しているうえ、これからの数年間の間に電気自動車、燃料電池車、進化した内燃機関などいろいろと出てくる。それに対応した説明も求められてくる」からだ。

MAR2020コンセプトでは、デジタルツールやデジタルコンテンツを充実させることで、幅広いラインアップや多様化するユーザーニーズに対応できるようにしている。さらに「最近のお客様は購入前にインターネットなどで下調べして詳しくなっているが、お客様が調べた情報を店内のデジタルメディアで展開することができ、さらにプロダクトエキスパートと呼んでいる商品のプロが説明することで商品知識を深めてもらい、セールスやサービスにつながるような流れを意識したショールームの作り方になっている」という。

実際、メルセデス・ベンツ西新宿には55インチディスプレイ16枚を使ったメディアウォールを始め、商談スペースにも大型スクリーンやデジタルメディアが備えられている。また新宿の高層ビル街に隣接する立地に加えて、店内には本格的なカフェも備えて、気軽に来店できるような造りになっている。上野社長は「ショールームにカフェを併設する店舗はそれほど目新しくはないが、お客様には長い時間くつろいで頂きたい」とも話していた。

メルセデス・ベンツ西新宿の店舗面積は650平方m、サービス設備は備えていないものの、ハンドオーバー(納車ルーム)を含めて8台の車両が展示できる。このうちショールームのアイコンとなるメディアウォール前は、新型車や話題のモデルを展示するヒーローカースペースとなっている。またハンドオーバーはアンビエントライトやヘッドライトなどの商品特徴をわかりやすく説明できるよう照明をやや暗くする演出もMAR2020コンセプトに沿ったものになっている。

メルセデス・ベンツ日本はMAR2020コンセプトの店舗を都心部を中心に順次展開する方針で、5月には大阪でも開設する予定という。

(レスポンス 小松哲也)

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