大和ハウス工業が開発した全物流施設にトラック入場予約システムを導入 待ち時間を7割削減

トラックドライバーによるオンラインチェックインシステム
大和ハウス工業とHacobuは、大和ハウス工業が開発した全ての物流施設にHacobuが開発したトラックの入場予約システムを順次導入する。大和ハウス工業とHacobuが12日に発表した。

物流デベロッパー1社が開発する全ての物流施設に、オンライン上での入退場管理システムを導入するのは業界で初めて。トラックドライバーが携帯電話から入退場受付を登録できる日本初となるオンラインチェックインシステムも順次導入する。

両社は2017年9月、物流施設の高機能化・高効率化を目的に資本・業務提携を締結した。2018年4月には大和ハウス工業と大和ハウスグループのダイワロジテックが開設したAI・IoT・ロボットの先端テクノロジーを導入した物流施設「インテリジェント・ロジスティクス・センター・プロト」(千葉県市川市)内に「ムーボ」のバース管理ソリューションを試験導入するなど、物流企業の輸配送を最適化するサービスの開発・展開を進めてきた。

今回、運送現場の働き方改革を推進するため、大和ハウス工業が開発した同社最大級の大型マルチテナント型物流施設「DPL流山I」(千葉県流山市)を皮切りに、同社が開発した全ての物流施設にトラックの入場予約システム・オンラインチェックインシステムを順次導入する。

トラックの入場予約システムは、トラックドライバーや運送企業がトラックバースの予約をWEB上で行うシステム。大和ハウス工業が開発した全ての物流施設にシステムを順次導入することで、入居テナント企業は、施設内作業や物資の移動計画が立てやすく、物流施設の運営効率の向上を図れるのに加え、トラックドライバーも平均荷待ち時間を約70%(59分)削減できる。

また、トラックドライバーによるオンラインチェックインシステムは、物流施設から一定の半径内に入った際、トラックドライバーが携帯電話から物流施設への入退場受付を登録できるシステム。これを導入することで、トラックドライバーが物流施設に到着した際、車を降りて受付まで行く手間がなくなり、トラックの長時間待機問題の元になる渋滞が緩和される。トラック全車両のチェックイン状況を受付・現場で同時に共有できるため、入居テナント企業による現場運営をスムーズに行うことができる、トラックバースへの接車前後の時間のロスを減らし、施設内の作業効率を向上、トラックドライバーの作業時間を約10%削減できるとしている。

今後も両社は、 最先端のテクノロジーを取り入れた物流施設を開発することで、荷主企業に対して新たなサービスを提供していく。

(レスポンス レスポンス編集部)

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