プジョー 508SW 新型、パワートレインはPHVなど3種類…パリモーターショー2018

プジョー 508 SW 新型(パリモーターショー2018)
プジョーは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー2018において、新型『508SW』(Peugeot 508SW)をワールドプレミアした。およそ8年ぶりにモデルチェンジを受けて登場した新型508SW は、大胆な4ドアクーペボディを持つ新型『508』のステーションワゴン版となる。

新型508SWのボディサイズは、全長が4780mm。先代508SWよりは50mm短いが、新型508に対しては30mm長い。荷室容量は530リットル。「マジックフラット」機能によって、後席を簡単に倒すことが可能。荷室容量は最大で1780リットルに拡大する。

プラットフォームは、プジョーが属するPSAグループの「EMP2」をベースに開発。先代比で、平均70kgの軽量化を実現する。欧州仕様には、ガソリンとディーゼルエンジンを設定。ガソリンは1.6リットル直列4気筒ターボで、最大出力は180hpと225hpの2種類。トランスミッションには、8速ATの「EAT8」が設定されている。

新型508SWには、新開発のプラグインハイブリッド(PHV)パワートレイン搭載車をラインナップ。駆動方式はFFの「ハイブリッド」グレードがそれで、トランスミッションはPHV専用の8速AT「e-EAT8」を組み合わせる。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「PureTech」エンジンが、最大出力180hpを発生。フロントに置かれるモーターは最大出力が110hpで、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、225hpのパワーを引き出す。バッテリーはリチウムイオン。蓄電容量は11.8kWhで、EVモードでは最大40km以上(WLTP計測)をゼロエミッション走行可能。欧州市場で重視されるCO2排出量は、49g/km以下に抑える。

新型508SWには、最新の「i-Cockpit」を搭載。i-Cockpitは、コネクティビティを重視したプジョーの新世代コクピット。新型508SWの最新i-Cockpitでは、直感的かつ、より自然なドライビングエクスペリエンスを目指してデザインされた操作パネルが特徴。人間工学に基づいたヘッドアップディスプレイやタッチスクリーンも装備された。ステアリングホイールをよりコンパクトにし、ドライバーの視界や足下スペースを開放できるように配慮。

ヘッドアップディスプレイは高解像度の大型12.3インチとし、ドライバーの目線の延長線上に、必要な情報を映し出す。大型10インチのタッチスクリーンは、インストルメントパネルの中央へ、タブレットのように配置。8速ATのシフトレバーは電気式で、ワンタッチ操作が可能。ステアリングホイールには、パドルシフトを装着する。また、新型508SWでは、「i-Cockpitアンプリファイ」として、エコ、スポーツ、コンフォート、ノーマルの4種類の走行モードが選択可能。さらに、ブーストおよびリラックスの2種類のモードに応じて、室内照明や音響システムなどを変化させることができる。

新型プジョー508SWには、最新の先進運転支援システム(ADAS)を採用。新型508SWには、幅広い先進運転支援システムをラインナップ。欧州で唯一の公的な衝突安全性評価プログラム、「ユーロNCAP」の最新基準への適合が図られる。

新型508SWには、セグメント初の「ナイトビジョン」を設定。赤外線カメラによって、夜間や視認性が低下する状況でも、車両の前方200m先の物体を検知。ヘッドアップディスプレイなどを通じて、ドライバーに警告を発する。8速AT車には、「ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール」を用意。高速道路などで、前車と一定の車間距離を維持しながら追従走行し、前車が停止した場合は停車。その後、自動で再発進することもできる。

この他、「レーン・キーピング・アシスト」、「フルパーク・アシスト」、最新世代の「アクティブ・セーフティ・ブレーキ」、「アクティブレーン・キーピング・アシスト」、「ドライバー・アテンション・アラート」、「自動ハイビーム・アシスト」、「交通標識認識」、「アクティブ・ブラインドスポット・モニタリング」などが設定されている。

(レスポンス 森脇稔)

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