住友ゴム、タイヤ販売増も構成悪化などで営業益15.3%減 2018年12月期決算

住友ゴム・ファルケン・ワイルドピークM/T01
住友ゴム工業は2月13日、2018年12月期(2018年1-12月)の連結決算を発表。主力のタイヤ事業で販売構成の悪化や固定費、経費の増加等により営業利益は前期比15.3%減の571億円となった。

タイヤ事業の売上収益は前期比1.5%増の7680億円、事業利益は同12.2%減の512億円となった。国内新車用タイヤについては、自動車生産台数は前期並みの推移だったが、低燃費タイヤを中心とする高付加価値タイヤの拡販により販売数量が増加。売上収益は前年同期を上回った。国内市販用タイヤは、ダンロップ「エナセーブEC204」「ルマンV」やファルケン「AZENIS FK510」などの新商品が貢献し売上収益は前期を上回った。

海外新車用タイヤは、欧州、北米のほか、新興国で納入を拡大したこともあり、売上収益は前年同期を上回った。海外市販用タイヤは欧州で好調に推移したものの、中国での景気減速、中近東での政情不安に伴う消費の低迷等により販売数量は減少し、売上収益は前期を下回った。

そのほかゴルフ・テニス用品などのスポーツ事業も好調に推移。全体の売上収益は同1.9%増の8942億円となった。事業利益は同9.4%減の606億円、営業利益は同15.3%減の571億円。最終利益は新興国の通貨下落による為替影響に加えて、販売環境の悪化等に伴う南アフリカの製造・販売子会社に係るのれんの減損損失の計上もあり、同22.8%減の362億円と大幅な減益となった。

今期の業績見通しについては、売上収益9200億円(前期比2.9%増)、事業利益560億円(同7.7%減)、営業利益540億円(同5.5%減)、純利益340億円(同6.2%減)とした。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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