ホンダの新型EVは後輪駆動、日本でも販売予定…ジュネーブモーターショー2019

ホンダeプロトタイプ(ジュネーブモーターショー2019)
ジュネーブモーターショー2019におけるホンダのトピックは、新型電気自動車『ホンダe』(ホンダイー)プロトタイプモデルの世界初公開だ。

これは、2017年の東京モーターショーで公開されたコンセプトモデル『アーバンEVコンセプト』をベースに市販に向けて進化させたモデルで、全長4m級のコンパクトな電気自動車である。航続距離はWLTPモードで「200km以上」とアナウンスされた。

ホンダeは現時点ではプロトタイプだが、ホンダは「本モデルをベースとした電気自動車を、2019年後半に生産開始する予定」と公表。日本でも販売する予定だという。

展示車両を見るとバンパーには超音波センサーまで組み込まれ、インテリアではAピラー内側に「SRSカーテンエアバッグ」のロゴまで入っている。それが意味するのは、プロトタイプとはいえほぼ市販車に近い車両だということ。開発責任者の人見康平氏によると「ほぼ95%が市販仕様と同じ。違いはボディカラーとタイヤの張り出し、フロントグリルのエンブレムが光ることくらい」とのことだ。

展示車両は市販仕様よりもタイヤが外側に張り出しているものの「ホイールやタイヤ自体はかわらない」という。

プラットフォームは新開発のEV専用タイプ。驚くのは前輪駆動ではなく後輪駆動だということである。人見氏によるとその理由は「大きなタイヤを履いているので前輪駆動だとタイヤ切れ角が十分にとれないから。そして単に効率だけではなく運転する喜びも盛り込んだクルマ作りをする上で、やはり後輪駆動のほうが楽しいから」と説明する。

(レスポンス 工藤貴宏)

[提供元:レスポンス]レスポンス