新型 GRスープラ ドリフト仕様、D1グランプリで登場 3月23-24日お台場

新型GRスープラ ドリフト仕様
モンスターエナジージャパンは、同社がサポートするドリフトドライバー斎藤太吾が、世界初の新型『GRスープラ』ドリフト仕様で、D1グランプリに参戦すると発表した。GRスープラ ドリフト仕様は、3月23・24日にお台場で開催される「D1GP All Star Shoot-out」で初披露する。

斎藤太吾はD1グランプリで過去2度の優勝、アメリカで開催されているFormula Driftでも優勝を獲得しており、世界2大ドリフトシリーズの両方を制覇した唯一のドライバー。圧倒的なドリフト技術だけでなく、フェラーリやコルベット、ランボルギーニをドリフト仕様に仕上げるなど、メカニックとしても注目を集めている。

今回、斎藤が完成させたマシンは、800馬力・直列6気筒3352ccターボエンジンを搭載。足回りは斎藤太吾シグネチャーモデルHKS社のDaigo specを使用。車両開発および製作日数はわずか42日間と驚異的なスピードで完成に至った。

GRスープラ・ドリフト仕様について斉藤は、「去年までのアメ車に比べ、ホイールベースが短かったりボディ全体がコンパクトな分、よりキレのある走りやパワフルな走行も可能で、クルマを自由自在にコントロール出来そうだ。どこまでメリハリかつ攻める走りが出来るのかまだ分からないが、今から楽しみだ」とコメントしている。

D1GP All Star Shoot-outは各日2部構成で、前売りチケットは指定席券4900円、立ち見券1900円で発売中。23日第1部、同第2部、24日第1部、同第2部、それぞれでチケットが必要。

また斉藤は、9月7日にポーランドで開催されるケン・ブロック主催の「GYMKHANA GRiD 2019」への出場も決定。昨年南アフリカで開催された大会では、RWD(FR)クラスに初出場。D1とはまったく異なる競技で、名だたる選手を抑え初優勝を飾っている。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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