新元号「令和」以外の候補---「英弘」「広至」「万和」など[新聞ウォッチ]

新元号は「令和」に。 (c) Getty Images
気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

「平成」に代わる新しい元号が「令和(れいわ)」に決まった。日本最古の歌集「万葉集」から引用したそうだ。日本の書物(国書)が元号の出典となったのは初めてという。

きょうの各紙は「令和」という大きな活字で1面トップなどで報じている。政府が「元号に関する懇談会」などに提示した原案は6つとされ、「令和」以外の候補も興味深いところだが、朝日によると「英弘」「広至」「万和」「万保」などが上がったという。

日本列島が新元号発表で盛り上がっているなか、新年度を迎えた企業では「平成最後」の入社式が行われた。

きょうの各紙の経済面でも取り上げているが、朝日は「新しい歴史切り開け」とのタイトルで、この日出光興産は昭和シェル石油を完全子会社にしたこともあり、入社式では,出光昭和シェルの木藤俊一社長が「両社の強みを持ち寄り、より大きな企業体となっていく。果敢に挑戦し、新しい歴史を切り開くことを期待したい」と呼びかけたという。

出光昭和シェル以外では、、三菱重工業、トヨタ自動車のトップのあいさつのほか、検査不正が相次いで発覚したスバルの中村知美社長も「信頼回復、そして企業風土改革という大きな課題に立ち向かっている」と述べた伝えている。

また、産経は社名を変更した日本製鉄の橋本英二社長の「総合力世界ナンバーワンの鉄鋼メーカーを目指し、新たな船出をした。一期生として歴史を作る気概を持って頑張ってほしい」と呼びかけたことなどを報じている。

このほか、日経は「激変の時、大胆に挑戦」との見出しで、トヨタの豊田章男社長の「瀬戸際、成長続けて」と、楽天の三木谷浩史会長兼社長の「10年後は違う景色」をサブ見出しに取り上げた。

余談だが、入社式の取材は各社がほぼ同時刻に進行するため、担当記者が掛け持ちで取材するは難しく人海戦術で行われる。自動車メーカーに限れば、紙面上で今年の入社式で注目されたのは不祥事が続いて中村社長が厳しい表情を浮かべていたスバルのようだが、新元号の「令」の文字にあやかれば新入社員も「法令遵守」ということか。

2019年4月2日付

●「令和」次代へ、5月1日平成から改元、万葉集出典初の国書(読売・1面)

●株上昇「ご祝儀相場」303円、新元号関係企業人気(読売・8面)

●景況感製造業は大幅悪化、3月短観、中国経済減速が影(朝日・3面)

●新しい歴史切り開け、入社式トップがエール(朝日・8面)

●ルノー、検察に通報、ゴーン前会長、数億円不透明支払い、仏紙報道(朝日・8面)

●新車販売3年連続増、国内18年度525万台、軽自動車が好調(毎日・6面)

●重要物流道路を初指定、災害時国が優先復旧(東京・7面)

●日産が売却の電池子会社、中国企業傘下で再始動(日経・16面)

●会計の基礎知識、PL企業の稼ぐ力を把握、純利益・営業利益トップはトヨタ(日経・19面)

(レスポンス 福田俊之)

[提供元:レスポンス]レスポンス