マツダ6 に2019年型、G-ベクタリング コントロール プラス採用…2万3800ドルから

マツダ 6 (アテンザ に相当)の2019年モデル
マツダの米国法人、北米マツダは4月4日、『マツダ6』(Mazda 6、日本名:『アテンザ』に相当)の2019年モデルを米国で発表した。現地ベース価格は、2万3800ドル(約265万円)と公表されている。

現行アテンザは2012年に登場した。2017年秋、米国で開催されたロサンゼルスモーターショー2017において、マツダ6の改良新型を発表。改良新型は、現行型のデビュー以来、3度目の改良を受けたモデルになる。

◆G-ベクタリング コントロール プラスを全グレードに標準装備

2019年モデルには、マツダの新世代車両運動制御技術の「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」(SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS)の第二弾となる「G-ベクタリング コントロール プラス」 (G-Vectoring Control Plus)を、全グレードに標準装備した。

スカイアクティブ ビークル ダイナミクスの第一弾が、「G-ベクタリング コントロール」(G-Vectoring Control、GVC)だ。これは、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、車両の横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロール。四輪への接地荷重を最適化して、スムーズで効率的な車両挙動を実現する制御技術だ。

第二弾となるG-ベクタリング コントロール プラスでは、新たにブレーキによる車両姿勢安定化制御(直接ヨーモーメント制御)を追加した。これによって、より高い安定化効果を追求している。具体的には、旋回中のドライバーのハンドル戻し操作に応じて、外輪をわずかに制動し、車両を直進状態へ戻すための復元モーメントを与えることで、安定性を向上。ヨー、ロール、ピッチの各回転運動のつながりを高い旋回Gの領域まで一貫させ、素早いハンドル操作に対する車両の追従性を高めるとともに、挙動の収束性を大幅に改善しているという。

また、これにより、緊急時の危険回避能力を高めるとともに、高速走行時の車線変更や、雪道など滑りやすい路面環境においても、ドライバーが制御しやすく、より安心感の高い動きを可能にしている。

◆最新の「i-ACTIVSENSE」も全グレードに標準装備

さらに、2019年モデルには、全グレードに最新の「i-ACTIVSENSE」を標準装備した。i-ACTIVSENSEは、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いたマツダの先進安全技術の総称だ。事故が避けづらい状況において、衝突回避と被害軽減を図るプリクラッシュセーフティ技術に加えて、認知支援を行いドライバーの安全運転をサポートするアクティブセーフティ技術で構成されている。

2019年モデルに搭載されるi-ACTIVSENSEには、歩行者検知機能付きのスマートシティブレーキサポート、レーンキープアシスト機能付きのレーン逸脱警告、スマートブレーキサポート、ストップ&ゴー機能付きマツダレーダークルーズコントロールがある。リアクロストラフィックアラート機能付きのブラインドモニター、リアビューカメラも装備される。

◆上級グレードに2.5リットルターボエンジン(最大出力は250hp)を継続搭載

パワートレインには、直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G2.5T」を、上級グレードに継続搭載する。このエンジンは、SUVの『CX-9』に最初に搭載された。最大出力は250hp、最大トルクは42.8kgmを発生する。42.8kgmのトルクは2000rpmの低回転域から引き出される。

この直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、マツダの「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」を採用。新設計のポートを使用してターボチャージャー内に空気を取り入れることで、ほぼ即座にブーストが得られるようにしている。

(レスポンス 森脇稔)

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