トヨタ、新型ワゴンの『グランエース』を東京モーターショー2019で初披露…年内に発売へ
トヨタ自動車は10月8日、新型フルサイズワゴン『グランエース』を2019年内に発売すると発表した。また発売に先立ちグランエースを東京ビッグサイトを中心に開催される東京モーターショー2019のトヨタ車体ブースで初披露することも明らかにした。
チーフエンジニアを務める石川拓生氏は「圧倒的な広さと上質さにより、ゆとりと高級感ある室内空間を演出し、車両安定性、快適な乗り心地、先進の安全機能とコネクティッド機能を兼ね備えた上級送迎車として開発してきた」と語る。
まずゆとりと高級感ある室内空間に関しては「6人乗りのプレミアムグレードのリアシートは1列目、2列目ともにパワーリクライニング、パワーオットマン、快適温熱シートを装備。さらに1列目シートには2列目への乗降を手助けするために手動の大倒し機構を設定した。8人乗りのGグレードはリア1列目はプレミアムグレードと同じ機能を持っている。2列目はマニュアル仕様になりシート間に十分な通路幅を確保している」と説明。
快適な乗り心地では「専用プラットホームを新開発し、アンダーボディはストレートラダー構造、アッパーボディには環状骨格構造を採用。これらによりボディ剛性はトヨタトップクラスの値を達成している。ダッシュパネルに最適な遮音、吸音材を設定。ウィンドシールドはアコースティックガラスを採用した。さらにプレミアムグレードにはスライドドアに合わせガラスを採用している。これらにより会話明瞭度は競合トップレベルであり、アルファード並みとなっている」と解説する。
グランエースは全長5.3m、全幅1.97mものワイドサイズだが、「取り回しを良くするために、タイヤ切れ角を増やし、縦列駐車時などの車両取り回しも余裕をもって行うことができる。最小回転半径はクルマの大きさを感じさせない5.6mとなっている」とのことだ。
グランエースはすでにアジアやオーストラリアで『ハイエース』や『グランビア』、『マジェスティ』のモデル名で販売が始まっているが、日本市場向けには「リア1列、2列めにバニティーミラーを付けるなど内装を変えているほか、日本の路面に合わせてばね幅をすべて変えている」と石川氏は明かす。
また石川氏は「競合車はない。強いていえばメルセデスベンツ『Vクラス』だが、動的性能は全く違う。静粛性も全然良い」とも話していた。ちなみにグランエースの発売日や価格については公表されていない。
(レスポンス 小松哲也)
チーフエンジニアを務める石川拓生氏は「圧倒的な広さと上質さにより、ゆとりと高級感ある室内空間を演出し、車両安定性、快適な乗り心地、先進の安全機能とコネクティッド機能を兼ね備えた上級送迎車として開発してきた」と語る。
まずゆとりと高級感ある室内空間に関しては「6人乗りのプレミアムグレードのリアシートは1列目、2列目ともにパワーリクライニング、パワーオットマン、快適温熱シートを装備。さらに1列目シートには2列目への乗降を手助けするために手動の大倒し機構を設定した。8人乗りのGグレードはリア1列目はプレミアムグレードと同じ機能を持っている。2列目はマニュアル仕様になりシート間に十分な通路幅を確保している」と説明。
快適な乗り心地では「専用プラットホームを新開発し、アンダーボディはストレートラダー構造、アッパーボディには環状骨格構造を採用。これらによりボディ剛性はトヨタトップクラスの値を達成している。ダッシュパネルに最適な遮音、吸音材を設定。ウィンドシールドはアコースティックガラスを採用した。さらにプレミアムグレードにはスライドドアに合わせガラスを採用している。これらにより会話明瞭度は競合トップレベルであり、アルファード並みとなっている」と解説する。
グランエースは全長5.3m、全幅1.97mものワイドサイズだが、「取り回しを良くするために、タイヤ切れ角を増やし、縦列駐車時などの車両取り回しも余裕をもって行うことができる。最小回転半径はクルマの大きさを感じさせない5.6mとなっている」とのことだ。
グランエースはすでにアジアやオーストラリアで『ハイエース』や『グランビア』、『マジェスティ』のモデル名で販売が始まっているが、日本市場向けには「リア1列、2列めにバニティーミラーを付けるなど内装を変えているほか、日本の路面に合わせてばね幅をすべて変えている」と石川氏は明かす。
また石川氏は「競合車はない。強いていえばメルセデスベンツ『Vクラス』だが、動的性能は全く違う。静粛性も全然良い」とも話していた。ちなみにグランエースの発売日や価格については公表されていない。
(レスポンス 小松哲也)
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