日産、夜間もクリアな第3世代カメラルームミラー…先進技術展示説明会

日産自動車:第3世代のインテリジェントルームミラー
日産自動車は10月23日までに、神奈川県の同社施設で内外の報道関係者を対象にした先進技術の展示説明会を開き、カメラと液晶ディスプレイによる次世代型の「インテリジェントルームミラー」を公開した。

日産は2014年に世界で初めてカメラによるルームミラーを「スマート・ルームミラー」として実用化、同年に『エルグランド』や『エクストレイル』などにオプション設定して発売した。その後、16年に改良型を売り出しており、今回の次世代型は第3世代となる。

鏡による通常のルームミラーのほぼ2倍となる約40度の視野角をもたせ、夜間、雨天、夕陽などの逆光時にもクリアに映し出されるよう性能を高めた。協力部品メーカーと共同開発を進めており、カメラの性能を決めるイメージセンサーを、今回初めて専用設計とした。

これまでは自動車用に開発された最高レベルの汎用センサーを調達していた。カメラの解像度は2.6メガピクセルで、現行型の1.3メガピクセルから2倍に高めている。また、ディスプレイ部はフレームレス構造にして見やすくした。

開発を担当する内外装技術開発部の田崎祐一氏は「すべてのハードとソフトを刷新している。夜間時に後続車のヘッドランプが白く飛びやすいなどといった、お客様からの指摘を改善した。夕陽などもカメラ側で補正できるようにしている」と説明する。

この第3世代モデルは、2020年から順次、グローバルでの搭載を進めていく計画だ。オプションまたは、上級グレードへの標準搭載とする。世界の自動車業界では、視認性の向上による安全対策の一環としてカメラによるルームミラーの採用が活発になっている。

(レスポンス 池原照雄)

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