ホイール製造のポータル企業へ、安全性を追求するマルカサービスの構想…東京オートサロン2020

ホイール製造のポータル企業へ、安全性を追求するマルカサービスの構想 東京オートサロン2020
「日本国内でテスト済み」「ニッポン品質の安全を約束」 独自の開発プロセス・アフターフォローを展開するマルカサービスは、東京オートサロン2020にあわせて商談会を実施。同社126種類のホイールを並べ、そのうち13種類の新作・参考出品を先行展示した。

2020年の新作は、RMPシリーズ3種、RMP RACINGシリーズ2種、NITRO POWER DERINGER、VERTEC ONE EXE10、VERTEC ONE EXE5、GARCIA SS REVOLVER、ROADMAX WF8、EUROSPEED F10、RAPID PARFOMANCEZX10 の13種類。商談ルームのテーブルは、常にバイヤーたちで埋まっていた。

「こうした盛り上がりは、超激安などをうたう輸入アジアタイヤ販売店が国内の安全基準を満たしていないホイールを販売したということで警察に検挙された事例や、ホイールが割れるというケースが目立ちはじめ、バイヤーたちがいまアルミホイールの脆弱さを思い知らされているという背景もある」と担当者はいう。

「たとえば、社内で安全基準テストを行ったら「これは危うい」ということが発覚して、マルカに「助けてほしい」と声をかける大手メーカーや中小メーカが増えてきた。そこをしっかりフォローしていきたい」

国内でデザイン・設計・開発し、海外の現地工場で製造・生産認証試験、国内でJWL基準を上回る独自の品質確認試験をクリアさせたホイールを流通させ、定期的な抜き取り検査も行っているというマルカサービス。同社は今後、2つのビジョンを具体的に実現させていくという。

「ひとつは新たな市場を開拓していくこと。その手がかりはつかんでいるのでもっと加速させていきたい。もうひとつは、国内に流通するアルミホイールすべての安全性を高めるという使命」

同社は2つ目のビジョンにむけて「アルミホイールの安全性を底上げすべく、競合他社やそれに準ずる企業のホイールを、これからはOEMで受注し企画・設計・開発していく」という。担当者は最後にこう話していた。

「ホイール業界は、開発部門を持たないメーカーも多く、もういよいよ立ち行かないという企業も少なくない。そこをマルカサービスがポータル的な立ち位置で、企画・設計・開発・製造までを一緒に手がけていこうと」

「マルカサービスならば、製造先を国内にするか海外にするか、値段のレンジ、販路などを比較的に自由に設定できる。いっしょにつくっていく相手は、ホイールメーカーだけでなく、タイヤメーカー、エアロパーツメーカー、車種専門ドレスアップメーカーなどいろいろ。これから各社と話をすすめていく」

ホイールメーカーとして新たな立ち位置を模索して加速を続けるマルカサービス、要注目だ。

(レスポンス 大野雅人)

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