レクサス米国販売はSUVが過去最高---UX は37倍 2019年

レクサス UX(北米仕様)
レクサス(Lexus)は、2019年の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は29万8114台。前年比は0.1%減と、4年連続で前年実績を下回った。

全販売台数29万8114台の内訳は、乗用車系が8万0975台だ。前年比は12.6%減と、2桁の落ち込みが続く。一方、ライトトラック系(SUV)は過去最高の21万7139台となり、前年比は5.6%増と前年実績超えを保つ。

乗用車系では、2ドアクーペの『RC』が、前年比36.7%増の4591台と回復した。『IS』は、34.9%減の1万4920台と引き続き落ち込む。『GS』は3378台で、前年比は48.8%減と減少傾向にある。『ES』は新型効果で、5.9%増の5万1336台と回復した。『LS』は40.6%減の5528台と後退。フラッグシップクーペの『LC』も、38.4%減の1219台にとどまった。

SUV系では、小型SUVの『NX』が、前年比5.4%減の5万8715台とマイナスに転じた。『RX』も前年比0.5%減の11万1036台と、減少に転じる。最上級SUVの『LX』は、前年比0.7%減の4718台と、2年連続のマイナスだ。新型コンパクトSUVの『UX』 は、1万6725台を売り上げた。前年実績のおよそ37倍と、大幅に増えている。

(レスポンス 森脇稔)

[提供元:レスポンス]レスポンス