ZF、前輪用の電動パーキングブレーキを開発…自動車業界初

ZFの前輪用の電動パーキングブレーキ
ZFは、自動車の前輪用の電動パーキングブレーキを開発した、と発表した。前輪用は、自動車業界初、としている。

ZFは2001年、後輪用の電動パーキングブレーキを開発した。電動パーキングブレーキは現在、アッパー、ミディアムクラスの車両を中心に一般的になっており、ZFの電動パーキングブレーキは、全世界の7500万台以上に搭載されている。

ZFはこの技術を応用して、前輪用の電動パーキングブレーキを開発した。このソリューションにより、自動車メーカーは小型車に高度なブレーキシステムを装備し、従来のハンドブレーキレバーやペダル式のパーキングブレーキなしで、内装を設計できるようになるという。

たとえば、ハンドブレーキレバーをコンパクトなスイッチに置き換えて、インテリアのスペースを増やし、内装デザインの自由度を高めることができる。とくに、室内空間が限られる小型車において、コックピットのスペースを拡大することが可能になるという。

ZFの前輪用の電動パーキングブレーキは、後輪用の電動パーキングブレーキに必要なリアドラムやディスクブレーキ内のコンポーネントを排除し、必要な電子コンポーネントとソフトウェアを既存のESCコントロールユニットに統合しながら、フロントブレーキキャリパーにわずかな変更を加えるだけで装着できる。これにより、車両重量をさらに減らすことが可能になる、としている。

(レスポンス 森脇稔)

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