AIによる自動車修理見積りチェックシステム導入、三井住友海上/あいおいニッセイ同和損保

AI査定の業務フローイメージ
三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、英国のスタートアップ企業、トラクタブル社のAI技術を活用し、自動車事故の車両修理見積を自動点検するシステムを導入した。

現在、両社はそれぞれ年間約100万件を超える自動車事故を受け付けており、その損害調査では、修理工場から損傷写真と修理見積を受領し、専門社員が見積書の妥当性を1件1件点検。このため、迅速かつ正確な点検手法の確立が課題となっていた。

同システムは、過去の自動車事故における膨大な損傷写真や車両修理見積に基づき、事故車両の損傷箇所に加えて、自動車販売店や修理工場が作成した修理見積書の妥当性を自動的にチェック。これにより適正な修理見積内容と判定した場合には、専門社員による見積書の点検を省略して、これまで以上に迅速な保険金の支払いが可能となる。

また、これまでの点検プロセスをAIが代替するため、見積書の点検業務等を行う専門社員による修理費認定プロセスの大幅な省力化を実現。数日を要していた修理内容の点検業務を数分で完了でき、従来、保険金支払いまでに約30日程度要していた期間を約2週間程度に短縮する。

両社は、同システムの導入を一部の保険金支払部門で順次開始し、本年度内に全国で運用を開始する。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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