【東京モーターショー2017】トヨタ、クラウン コンセプト を初公開へ…コネクテッド技術も進化

トヨタ クラウン コンセプト
トヨタ自動車は、10月25日から11月5日まで、東京ビッグサイトで開催(一般公開は10月28日から)される「第45回東京モーターショー2017」で、「クラウン コンセプト」を初公開する。

クラウン コンセプトは、「走行性能の追求」と「コネクティッド技術の進化」の両輪で開発したコンセプトモデル。1955年の誕生以来クラウンが積み重ねてきた伝統に、将来のモビリティ社会で求められる革新性を融合することで、次世代のクラウンを提案する。

コンセプトモデルは、TNGAに基づきプラットフォームを一新するなど、クルマをゼロから開発するとともに、独ニュルブルクリンクでの走行テストを実施。意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域かつスムーズな路面から荒れた路面など、あらゆる状況で目線のぶれない圧倒的な走行安定性を実現する。なお、市販モデルは、2018年夏頃に発売を予定している。

コネクティッド技術の進化については、クラウン コンセプトの市販モデルを含む全ライナップに車載通信機を搭載し、そこから取得できるビッグデータを活用し、ユーザーに新たな価値を提供する。また、クルマ自体の先進技術だけではなく、信号情報やクルマ同士と“つながる”ITS Connectを普及させることで、1台1台のクルマではなく、社会全体で安全を守っていく。さらにモビリティサービスプラットフォームを活用することで、交通渋滞の情報検出による街の渋滞削減を図るとともに、車載通信機を介して取得した車両情報をもとに車両を遠隔で診断するなど、ビッグデータによるカーライフの充実化を目指す。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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