MONETプラットフォームによるオンデマンドバス、2月27日より実証実験 豊田市

運行車両イメージ
豊田市と、ソフトバンクとトヨタ自動車の共同出資会社であるMONETは、MONETのプラットフォームを活用したオンデマンドバス「おばら桜バス」の実証実験を2月27日から開始する。

今回活用するプラットフォームは、オンデマンド型交通向けの配車プラットフォーム。実証実験では、豊田市小原地区に住む一部の人にバスの乗客として参加してもらい、MONETのプラットフォームを活用したオンデマンドバスの運用方法や利便性を検証する。

おばら桜バスは、乗降するバス停や日時、人数を指定して利用するオンデマンドバスとして、2009年4月から小原地区内を運行開始。これまでは電話のみで予約を受け付けていたが、MONETプラットフォームの導入により、電話に加えて、スマートフォンから専用アプリで手軽に予約できるようになる。

なお、バス車内にはタブレットを設置し、予約状況に応じた最適な運行ルートをドライバーに提示。また、バスの運行管理者は、専用の管理者画面から運行状況を確認できる。おばら桜バスはトヨタ『プリウスα』2台(乗客定員4人)を使って、6時から19時まで運行(土日祝除く)。乗車料金は大人200円、小学生100円、未就学児無料。

豊田市は今回の実証実験の結果を踏まえて、今後、市民により便利に使ってもらえるモビリティサービスとして、オンデマンドバスの利便性を向上していく。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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