地元の風土で上質なくつろぎを「Casa Home Style Edition」…ジャパンキャンピングカーショー2020

尾州織物・東濃ヒノキ・美濃焼。トイファクトリーの地元の風土が作るくつろぎの空間「Casa Home Style Edition」
バンコンバージョンタイプのキャンピングカービルダーとして多くのファンがいるトイファクトリー。ジャパンキャンピングカーショー2020にはトヨタ『グランエース』ベースのコンセプトモデルを出展し、話題豊富だ。

今回の一押しは「Casa Home Style Edition」だ。ベース車両はトヨタ『ハイエース』。「Casa」はイタリア語で「家」を表す。そんなくつろぎを作り上げているのは、トイファクトリーの地元(岐阜県可児市)で産出する素材や地域の伝統技術だ。

シートファブリックには風合いの良い尾州織物を採用。自動車基準の難燃性・耐摩耗性・耐光堅牢度テストなども実施しての採用となった。床材には東濃地方のヒノキ材を用いた。寺社仏閣等にも古くから採用されてきた、細かい木目と反りの少ないそ木材である。抗菌・耐久性にも優れているという。さらにギャレーの周りに美濃焼のタイルが彩を添える。窯業が盛んな東濃地方生まれのキャンピングカーであるというアイデンティティだ。

(レスポンス 中込健太郎)

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