[F1 アブダビGP]最終戦はレッドブル・ホンダのフェルスタッペンがポールトゥウィン

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ヤス・マリーナ・サーキットで13日、F1第17戦アブダビGPの決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が一度もトップを譲ることなく、ポールトゥウィンで最終戦を締めくくった。

例年から4か月遅れの7月に開幕した2020年シーズンは、今回の第17戦アブダビGPでが最終戦となる。チャンピオン争いは第14戦トルコGPでルイス・ハミルトン(メルセデス)が7度目のワールドチャンピオンを決めているが、ランキング2位争いはバルテリ・ボッタス(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が16ポイント差、4位争いはセルジオ・ペレス(レーシングポイント)とダニエル・リカルド(ルノー)が13ポイント差と、逆転があり得る状態で最終戦を迎えた。

新型コロナウイルス感染により第16戦サクヒールGPを欠場したハミルトンは、アブダビGP直前に行われたPCR検査で陰性となり復帰。代役としてメルセデスをドライブしたジョージ・ラッセルはウイリアムズに戻った。なお第15戦バーレーンGPで負傷したロマン・グロージャン(ハース)は最終戦も欠場となり、ピエトロ・フィッティパルディが第16戦に引き続きハースをドライブする。

12日に行われた公式予選ではメルセデスの2人が速さを見せたが、Q3の終了間際にフェルスタッペンが渾身の走りで逆転しポールポジションを獲得。2番手、3番手にボッタスとハミルトンが続いた。ホンダ勢は4台がQ3に進み、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が5番手、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)が7番手。ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は10番手となり、前のマシンのグリッド降格で9番手より決勝レースに挑む。

55周の決勝レース、フェルスタッペンがスタートを決めてトップを守ると、2位のボッタスとの差を徐々に広げながらトップを快走し始めた。9周目にはその差は3秒まで広がったが、トップが10周目に入ったところで14位を走行していたセルジオ・ペレス(レーシングポイント)のマシンにトラブルが発生し、コースサイドにストップ。これでバーチャルセフティーカー(各マシンの間隔を保ったまま低速で走行)が発動され、このタイミングでタイヤ交換を済ませようと、一気に各マシンがピットになだれ込んだ。フェルスタッペン、ボッタス、ハミルトン、アルボンのトップ4は順位をキープしてコースに復帰。タイヤ交換を行わなかったダニエル・リカルド(ルノー)が10位から5位に浮上してきた。

その後セフティーカーが導入され各マシンの差はなくなったが、14周目のリスタート後もフェルスタッペンはトップを快走し、24周目には2位ボッタスとの差を5秒まで広げ、34周目には8秒に。最後までタイヤ交換せずに走り切ることができるか不安があったが、フェルスタッペンはその後も後続との差を広げながらトップを独走し、最終的に15秒もの差をつけてポールトゥウィンを飾った。フェルスタッペンは今季2勝目、通算10勝目。新型コロナウイルスにほんろうされた2020年シーズンを表彰台の中央で締めくくった。

レース中盤、2位はボッタスで安泰かと思われたが、残り15周辺りから、3位ハミルトンのペースが上がり、更に4位アルボンがハミルトンより1秒速いペースで迫り始め、一気に2位、3位争いが激しくなってきた。この時点でボッタスとハミルトンの差は約4秒、ハミルトンとアルボンの差は約8秒。残り7周でハミルトンはボッタスまで2秒を切ってきたものの、ここからペースが上がらず、逆にハミルトンの真後ろにアルボンが迫ってきた。しかし抜くには至らず、2位ボッタス、3位ハミルトン、4位アルボンの順で最終戦のチェッカーを受けた。

5位、6位はともに終始堅実な走りを見せたランド・ノリス(マクラーレン)とカルロス・サインツ(マクラーレン)。序盤のバーチャルセフティーカー時にタイヤ交換を行わず順位を上げ、残り15周でタイヤ交換を行い、最後にはファステストラップももぎ取ったカルドが7位でチェッカーを受けた。

アルファタウリ・ホンダはガスリーが8位、クビアトは11位で最終戦を終えた。

ドライバーズランキングは、フェルスタッペンが優勝したものの、ボッタスが2位でチェッカーを受けたため逆転ならず、ランキング2位がボッタス、3位がフェルスタッペンとなった。ランキング4位争いはペレスがリタイヤしたものの、リカルドは4ポイントしか稼げず、こちらも逆転には至らなかった。

これで2020年シーズンがすべて終了。2021年シーズンは3月21日決勝のオーストラリアGPで幕を開ける予定となっている。


■アブダビGP 決勝レース結果
1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2. バルテリ・ボッタス(メルセデス)
3. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
4. アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
5. ランド・ノリス(マクラーレン)
6. カルロス・サインツ(マクラーレン)
7. ダニエル・リカルド(ルノー)
8. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
9. エステバン・オコン(ルノー)
10. ランス・ストロール(レーシングポイント)
11. ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
12. キミ・ライコネン(アルファロメオ)
13. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
14. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
15. ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
16. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
17. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
18. ケビン・マグヌッセン(ハース)
19. ピエトロ・フィッティパルディ(ハース)
以上完走

--. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
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