パイオニア、“未来の移動体験を創造する”をテーマにプレスカンファレンス…CES 2021
パイオニアは1月12日(現地時間)、世界最大規模のIT家電ショー「CES 2021」に出展し、オンラインでプレスカンファレンスを開催。新ビジョン“未来の移動体験を創造する - Creating the Future of Mobility Experiences”をテーマに、同社が提供する様々なソリューションを紹介した。
プレスカンファレンスでは2030年を想定したビデオ映像を放映。そこはコネクテッドカーなどモバイルが進化した未来とし、人々は移動のストレスから解放されて移動そのものを楽しむようになると予測。渋滞や事故がなく、荷物は効率よいルートで運ばれて欲しい情報もすぐに手に入る状況が展開される。パイオニアはそうした時代に対応する技術を備えていると説明した。
これを受けて同社の矢原史朗社長が登場し、その時代に向け「パイオニアはモビリティ領域のプラッとフォーマーとして、最適なソリューションを提供することで社会に貢献していく」と挨拶した。
続いてパイオニアUSAのテッド・カーデナス氏が登場。「パイオニアがどこに向かっているのかを最前線で見ているのはとてもエキサイティングだ。パイオニアはそうしたテクノロジーをすべての自動車により安全な中でもたらすことができるよう、ドライバーのためにコミュニケーションを取ってきた」と述べ、これから目指す新たなソリューションをコンセプトビデオで紹介した。
最初に紹介したのが「モビリティビデオプラットフォーム」について。これは、日々の収集で蓄積されて来たモビリティデータと、インテリジェントカメラから送られてくる膨大なデータを融合し、それぞれの利用シーンに合わせた最適なデータとして提供するというもの。「これらのデータは常にアップデートされ、加速度的に変化していく時代に対して、パイオニアは“目”となり、“知性”となって可能性の実現に向かっていく」とした。
「3Dマップテクノロジー」については、高精度地図が次世代の自動運転を見据えた最先端のADASシステムにも活用されていることを紹介。センサーやカメラを使った検知では遠方の状況(カーブ・交差点・横断歩道など)は確認できないが、高精度地図を用いることで先読みが可能になる効果を説明した。「3D-LiDARイノベーション」では、高密度なセンシング能力を持つPioneer 3D-LiDARと物体を認識する独自のソフトウェアを組み合わせ、そのメリットを具体的な映像で紹介。走行中の歩行者や自転車の検出できることでドライバーの安心感につながるとした。
そして、カンファレンスの肝となったのが「カーコネクテッド・エクスペリエンス」だ。パイオニアはこの中で、「コネクテッドはドライブ中のストレスや制約から人々を解放するソリューションを提供し、従来の概念を超えた新しいカーライフを実現していくことになる」と説明。スマホと接続することで、天気予報やニュースと行った情報が得られるだけでなく、突然の交通トラブルが発生してもドライブレコーダーで捉えた映像をサーバーに保存することも可能になる。つまり、ネットワークを介することで様々なコンテンツやサービスにいつでもアクセス可能になるというわけだ。
そして、話は北米で展開するマルチメディア・レシーバー「DMH-WC5700NEX」の紹介へと進んだ。DMH-WC5700NEXは今夏、北米で発売を予定している新製品で、タッチスクリーンを装備した6.8インチのディスプレイと1DINサイズの本体をハイダウェイで組み合わせたもの。いわば世界的に普及が進むディスプレイオーディオだが、北米では日本の“AVN”的な位置付けになる。カンファレンスではカーデナス氏がAlexaを使った買い物やAndroidAutoやAppleCarPlayを操作して見せ、コネクテッドとして力を発揮する能力の高さを披露した。
そして最後に日本でも発売されたコンパクトなサブウーファー「TS-WX010A」を紹介。カーデナス氏は、「パイオニアが目指すのはクルマのためのオーディオリスニングの強化だ。このサブウーファーはコンパクトなボディにもかかわらず、豊かな低音再生を実現している。省電力化も図っておりハイブリッド車や電気自動車に対しても最適だ」とした。
プレスカンファレンスでは2030年を想定したビデオ映像を放映。そこはコネクテッドカーなどモバイルが進化した未来とし、人々は移動のストレスから解放されて移動そのものを楽しむようになると予測。渋滞や事故がなく、荷物は効率よいルートで運ばれて欲しい情報もすぐに手に入る状況が展開される。パイオニアはそうした時代に対応する技術を備えていると説明した。
これを受けて同社の矢原史朗社長が登場し、その時代に向け「パイオニアはモビリティ領域のプラッとフォーマーとして、最適なソリューションを提供することで社会に貢献していく」と挨拶した。
続いてパイオニアUSAのテッド・カーデナス氏が登場。「パイオニアがどこに向かっているのかを最前線で見ているのはとてもエキサイティングだ。パイオニアはそうしたテクノロジーをすべての自動車により安全な中でもたらすことができるよう、ドライバーのためにコミュニケーションを取ってきた」と述べ、これから目指す新たなソリューションをコンセプトビデオで紹介した。
最初に紹介したのが「モビリティビデオプラットフォーム」について。これは、日々の収集で蓄積されて来たモビリティデータと、インテリジェントカメラから送られてくる膨大なデータを融合し、それぞれの利用シーンに合わせた最適なデータとして提供するというもの。「これらのデータは常にアップデートされ、加速度的に変化していく時代に対して、パイオニアは“目”となり、“知性”となって可能性の実現に向かっていく」とした。
「3Dマップテクノロジー」については、高精度地図が次世代の自動運転を見据えた最先端のADASシステムにも活用されていることを紹介。センサーやカメラを使った検知では遠方の状況(カーブ・交差点・横断歩道など)は確認できないが、高精度地図を用いることで先読みが可能になる効果を説明した。「3D-LiDARイノベーション」では、高密度なセンシング能力を持つPioneer 3D-LiDARと物体を認識する独自のソフトウェアを組み合わせ、そのメリットを具体的な映像で紹介。走行中の歩行者や自転車の検出できることでドライバーの安心感につながるとした。
そして、カンファレンスの肝となったのが「カーコネクテッド・エクスペリエンス」だ。パイオニアはこの中で、「コネクテッドはドライブ中のストレスや制約から人々を解放するソリューションを提供し、従来の概念を超えた新しいカーライフを実現していくことになる」と説明。スマホと接続することで、天気予報やニュースと行った情報が得られるだけでなく、突然の交通トラブルが発生してもドライブレコーダーで捉えた映像をサーバーに保存することも可能になる。つまり、ネットワークを介することで様々なコンテンツやサービスにいつでもアクセス可能になるというわけだ。
そして、話は北米で展開するマルチメディア・レシーバー「DMH-WC5700NEX」の紹介へと進んだ。DMH-WC5700NEXは今夏、北米で発売を予定している新製品で、タッチスクリーンを装備した6.8インチのディスプレイと1DINサイズの本体をハイダウェイで組み合わせたもの。いわば世界的に普及が進むディスプレイオーディオだが、北米では日本の“AVN”的な位置付けになる。カンファレンスではカーデナス氏がAlexaを使った買い物やAndroidAutoやAppleCarPlayを操作して見せ、コネクテッドとして力を発揮する能力の高さを披露した。
そして最後に日本でも発売されたコンパクトなサブウーファー「TS-WX010A」を紹介。カーデナス氏は、「パイオニアが目指すのはクルマのためのオーディオリスニングの強化だ。このサブウーファーはコンパクトなボディにもかかわらず、豊かな低音再生を実現している。省電力化も図っておりハイブリッド車や電気自動車に対しても最適だ」とした。
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