「ネオクラ」デートカーの代名詞、4代目プレリュードは“大人のクーペ”だった【懐かしのカーカタログ】
1991年というと今から31年前。それが昔に感じるか、ついこの間に思えるかは個人差(!)として、昨今“ネオクラ”と呼ぶらしいこの時代のクルマ、4代目ホンダ『プレリュード』を当時のカタログとともに今回は取り上げる。
コンセプトは“ハンティング・ワイルド・キャット”
リトラクタブルヘッドライトの2、3代目が一世を風靡した『プレリュード』。ところが88年、同じスペシャルティクーペのカテゴリーに日産からS13『シルビア』が登場、牙城を脅かされる事態となった。そこでイメージを一新、よりスポーティかつ上級のクーペに進化したのが4代目『プレリュード』だった。
“ハンティング・ワイルド・キャット”をコンセプトにしたスタイルは、豊かでダイナミックなイメージ。全長は4440mmに留め全高は1290mmと低く、全幅は1765mmとし踏ん張りを利かせたもの。低くワイドなフロントと小気味よく絞られたリヤとのバランスも特徴だった。
レッドやホワイトのほか、ブリタニーブルーグリーン・メタリックと呼ばれた個性的なボディ色も設定された。『プレリュード』のシンボルでもあったスライディングルーフはチルトアップ機構付きのアウタースライド式が採用された。
“大人のクーペ”の味わいだった
インテリアではインパネ全体を1枚のフードで覆い、その下にメーターを浮かび上がらせる斬新なデザインを採用。2+2の後席は当初には左右セパレートのデザインをとっていた。
搭載エンジンは2.2リットル。ホンダお得意のVTECを組み合わせたハイスペック版はハイオク仕様で、200ps/22.3kgmの性能を発揮した。3代目から採用された4WSは、メカ式から電子制御電動式のハイパー4WSに進化した。
実車が現役当時、筆者は試乗車を借り出し、撮影のために東京~軽井沢(確か万平ホテルを目指し、エントランスで撮影させてもらった)を往復したが、回転を上げるほどに活きのいいVTECエンジン、なめらかな乗り味、高速巡航の快適性などを実感した。31年前というと筆者はもう20代ではなかったが“大人のクーペ”の味わいをつくづく堪能したものだ。
コンセプトは“ハンティング・ワイルド・キャット”
リトラクタブルヘッドライトの2、3代目が一世を風靡した『プレリュード』。ところが88年、同じスペシャルティクーペのカテゴリーに日産からS13『シルビア』が登場、牙城を脅かされる事態となった。そこでイメージを一新、よりスポーティかつ上級のクーペに進化したのが4代目『プレリュード』だった。
“ハンティング・ワイルド・キャット”をコンセプトにしたスタイルは、豊かでダイナミックなイメージ。全長は4440mmに留め全高は1290mmと低く、全幅は1765mmとし踏ん張りを利かせたもの。低くワイドなフロントと小気味よく絞られたリヤとのバランスも特徴だった。
レッドやホワイトのほか、ブリタニーブルーグリーン・メタリックと呼ばれた個性的なボディ色も設定された。『プレリュード』のシンボルでもあったスライディングルーフはチルトアップ機構付きのアウタースライド式が採用された。
“大人のクーペ”の味わいだった
インテリアではインパネ全体を1枚のフードで覆い、その下にメーターを浮かび上がらせる斬新なデザインを採用。2+2の後席は当初には左右セパレートのデザインをとっていた。
搭載エンジンは2.2リットル。ホンダお得意のVTECを組み合わせたハイスペック版はハイオク仕様で、200ps/22.3kgmの性能を発揮した。3代目から採用された4WSは、メカ式から電子制御電動式のハイパー4WSに進化した。
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