フェラーリ『ローマ』、日本の伝統文化をモチーフにカスタム
フェラーリは5月17日、日本の伝統文化にインスピレーションを得て、「テーラーメイド」プログラムによってカスタマイズを行った1台限りの『ローマ』(Ferrari Roma)を発表した。イタリアと日本のデザイン文化を融合した1台という。
日本の藍にインスパイアされ、特別に開発された鮮やかなブルーのボディカラーは、「インディゴ・メタル」と命名された。内装は、シートトリムやカーペットに、藍色の「裂き織り」(着古した着物をほどき、布を裂いて糸にし、新しい繊維で織り直す)を使う。
この裂き織りを実現可能な素材にするにあたって、日本の奄美大島で作られたヴィンテージ着物2着が選ばれた。1着は約75年前の藍染の着物で、もう1着は約45年前の着物。ただし、車内で使用するのに必要な耐久性を確保するために、従来のように綿や絹を用いるのではなく、伸張性に優れたナイロンを用いて着物の糸を織ったという。
シフトゲートに施された銅メッキや、デュアルコックピットの輪郭、ホイールに施された銅色は、京都で銅製茶筒を手がける開化堂がモチーフだ。センターアームレストとドアシルのプレートにあしらわれた紋章は、日本での家柄や身分を示すのに使われる「家紋」を特注したもの。狂言師がデザインし、平安時代に貴族の間で流行した乗り物の牛車の車輪と、ローマのV8エンジンの8つのピストンを組み合わせたスポークを表現している。
日本の藍にインスパイアされ、特別に開発された鮮やかなブルーのボディカラーは、「インディゴ・メタル」と命名された。内装は、シートトリムやカーペットに、藍色の「裂き織り」(着古した着物をほどき、布を裂いて糸にし、新しい繊維で織り直す)を使う。
この裂き織りを実現可能な素材にするにあたって、日本の奄美大島で作られたヴィンテージ着物2着が選ばれた。1着は約75年前の藍染の着物で、もう1着は約45年前の着物。ただし、車内で使用するのに必要な耐久性を確保するために、従来のように綿や絹を用いるのではなく、伸張性に優れたナイロンを用いて着物の糸を織ったという。
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