メルセデスベンツ、EVミニバンの『EQT』発売へ…TクラスのEV版
メルセデスベンツは2023年第1四半期(1~3月)、新型コンパクトEVミニバンの『EQT』(Mercedes-Benz EQT)を欧州市場で発売する。1月10日、メルセデスベンツが発表した。
◆冷却ルーバーを配したブラックパネルグリル
EQTは、内燃エンジンを搭載する『Tクラス』のEVバージョンだ。EQTのフロントには、Tクラスとは異なり、中央のスリー・ポインテッド・スターの横に、冷却ルーバーを配したブラックパネルグリルが装備された。これにより、新世代EVの「メルセデスEQ」ファミリーの一員として認識できる表情を演出している。
EQTでは、バランスの取れたプロポーションや、線を減らした官能的な表面デザインが特長という。筋肉質なショルダー部分などが、力強さやエモーショナルな魅力を強調している、と自負する。
小型のEVミニバンは、コンパクトなボディサイズに充分なスペースを兼ね備えている。スポーティでエモーショナルなデザインと、広々として多彩なアレンジが可能なインテリア、実用的な両側スライドドアを備えている。同時に、バッテリーをアンダーボディに配置することにより、重心が低くなり、内燃エンジンを搭載した Tクラスとほぼ同じ使い勝手と機能性をインテリアに持たせている。
◆後席へのアクセス性を高める両側スライドドア
EQTのボディサイズは全長4498mm、全幅1859mm、全高1819mmだ。内燃エンジンを積むTクラス(全長4498mm、全幅1859mm、全高1811mm)と比較すると、全高が8mm高い以外は共通となる。2023年内には、EQTにロングホイールベース仕様が追加される予定だ
Tクラスと同様に、EQTには、ファミリー層やアクティブ志向のユーザーに向けて、毎日の生活を楽しく快適にする多くの装備を採用している。
荷室は、561mmの地上高によって重量物の積載を容易にした。幅614mm、高さ1059mmの開口部を備えた両側スライドドアが、後席へのアクセス性を高めている。後席の乗員、とくに子どもは、狭い道路や駐車スペースでも、すばやく安全に乗降できるという。後席を折りたたむと、フラットで広い荷物スペースが生まれる。リアのベンチシートには、チャイルドシートを3個設置することができる。
◆モーターは最大出力122hpを発生
EVパワートレインのモーターは、最大出力122hp、最大トルク25kgmを発生する。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は45kWh。このバッテリーは、リアアクスル前方のアンダーボディにレイアウトされた。これにより、万一の衝突時、バッテリーが衝撃から保護される設計としている。
EQTには、自宅や会社、外出先の充電ステーションなどで充電するために、出力22kWで交流(AC)充電を行うチャージャーを車載化している。直流(DC)の急速充電ステーションでは、高電圧バッテリーのSoC(充電状態)と温度に応じて、さらに高速で充電できる。また、出力80kWのDC急速充電器が装備されており、バッテリーの8割の容量を38分で充電できる。
EQTの充電ソケットは、フロントグリルのスリー・ポインテッド・スターの下に設置されている。都市部の狭い駐車場で充電する場合に、実用的で便利という。また、EQTにはACとDC充電用に、CCS(コンバインド・チャージング・システム)充電プラグとCCS 充電ケーブルが標準装備されている。
◆冷却ルーバーを配したブラックパネルグリル
EQTは、内燃エンジンを搭載する『Tクラス』のEVバージョンだ。EQTのフロントには、Tクラスとは異なり、中央のスリー・ポインテッド・スターの横に、冷却ルーバーを配したブラックパネルグリルが装備された。これにより、新世代EVの「メルセデスEQ」ファミリーの一員として認識できる表情を演出している。
EQTでは、バランスの取れたプロポーションや、線を減らした官能的な表面デザインが特長という。筋肉質なショルダー部分などが、力強さやエモーショナルな魅力を強調している、と自負する。
小型のEVミニバンは、コンパクトなボディサイズに充分なスペースを兼ね備えている。スポーティでエモーショナルなデザインと、広々として多彩なアレンジが可能なインテリア、実用的な両側スライドドアを備えている。同時に、バッテリーをアンダーボディに配置することにより、重心が低くなり、内燃エンジンを搭載した Tクラスとほぼ同じ使い勝手と機能性をインテリアに持たせている。
◆後席へのアクセス性を高める両側スライドドア
EQTのボディサイズは全長4498mm、全幅1859mm、全高1819mmだ。内燃エンジンを積むTクラス(全長4498mm、全幅1859mm、全高1811mm)と比較すると、全高が8mm高い以外は共通となる。2023年内には、EQTにロングホイールベース仕様が追加される予定だ
Tクラスと同様に、EQTには、ファミリー層やアクティブ志向のユーザーに向けて、毎日の生活を楽しく快適にする多くの装備を採用している。
荷室は、561mmの地上高によって重量物の積載を容易にした。幅614mm、高さ1059mmの開口部を備えた両側スライドドアが、後席へのアクセス性を高めている。後席の乗員、とくに子どもは、狭い道路や駐車スペースでも、すばやく安全に乗降できるという。後席を折りたたむと、フラットで広い荷物スペースが生まれる。リアのベンチシートには、チャイルドシートを3個設置することができる。
◆モーターは最大出力122hpを発生
EVパワートレインのモーターは、最大出力122hp、最大トルク25kgmを発生する。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は45kWh。このバッテリーは、リアアクスル前方のアンダーボディにレイアウトされた。これにより、万一の衝突時、バッテリーが衝撃から保護される設計としている。
EQTには、自宅や会社、外出先の充電ステーションなどで充電するために、出力22kWで交流(AC)充電を行うチャージャーを車載化している。直流(DC)の急速充電ステーションでは、高電圧バッテリーのSoC(充電状態)と温度に応じて、さらに高速で充電できる。また、出力80kWのDC急速充電器が装備されており、バッテリーの8割の容量を38分で充電できる。
EQTの充電ソケットは、フロントグリルのスリー・ポインテッド・スターの下に設置されている。都市部の狭い駐車場で充電する場合に、実用的で便利という。また、EQTにはACとDC充電用に、CCS(コンバインド・チャージング・システム)充電プラグとCCS 充電ケーブルが標準装備されている。
連載コラム
最新ニュース
-
-
【BYD ATTO 3】日本発売モデル第1弾、全国20店舗で販売開始…価格は440万円
2023.01.31
-
-
ホンダ初のフル電動SUV『プロローグ』、先行販売を2023年内に開始へ…米国
2023.01.31
-
-
スズキ スイフト、豊田通商のガーナ組立工場で生産開始…ハイラックスとの混流生産
2023.01.31
-
-
『コルベット Z06』新型に「GT3」レーシングカー、5.5リットルV8は市販車と部品の7割共有…米国発表
2023.01.31
-
-
BMWの3車種、「iPhone」で遠隔駐車が可能に
2023.01.31
-
-
【デイトナ24時間】耐久レースの“新時代初戦”でアキュラ勢が1-2飾る
2023.01.31
-
-
ホンダのピックアップトラック、『リッジライン』にオフロード仕様…2023年米国設定へ
2023.01.31
最新ニュース
-
-
【BYD ATTO 3】日本発売モデル第1弾、全国20店舗で販売開始…価格は440万円
2023.01.31
-
-
ホンダ初のフル電動SUV『プロローグ』、先行販売を2023年内に開始へ…米国
2023.01.31
-
-
スズキ スイフト、豊田通商のガーナ組立工場で生産開始…ハイラックスとの混流生産
2023.01.31
-
-
『コルベット Z06』新型に「GT3」レーシングカー、5.5リットルV8は市販車と部品の7割共有…米国発表
2023.01.31
-
-
BMWの3車種、「iPhone」で遠隔駐車が可能に
2023.01.31
-
-
【デイトナ24時間】耐久レースの“新時代初戦”でアキュラ勢が1-2飾る
2023.01.31
MORIZO on the Road