アキュラ初のEV『ZDX』、年内に米国で先行販売…タイプSも設定
ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは1月25日、ブランド初のEV『ZDX』(Acura ZDX)の先行販売を、2023年内に米国で開始すると発表した。2024年前半から、現地での納車が始まる見通しだ。
◆GMの新世代バッテリー「アルティウム」搭載
アキュラZDXは、アキュラブランド初のEVだ。アキュラはこのZDXによって、電動化を加速していく。ZDXには、スポーティな「タイプS」も用意される予定だ。タイプSでは、SUVのダイナミクスとドライビングエクスペリエンスを最適化するために、チューニングに取り組んでいるという。
また、アキュラZDXは、ホンダとGMの提携効果を生かして、共同開発される。GMの新世代バッテリー「アルティウム」が搭載される予定だ。アルティウムバッテリーは、大容量のパウチ型セルをバッテリーパック内で垂直にも水平にも積み重ねることができる方式を採用している。これにより、エンジニアは各車両のデザインに応じて、バッテリーの蓄電容量やレイアウトを最適化することができるという。
アルティウムバッテリーの蓄電容量は、50~200kWhだ。アルティウムバッテリーによって駆動するEVは、レベル2の直流(DC)急速充電に対応して設計されている。多くの車両が、400Vのバッテリーパックで最大出力200kWの急速充電機能を備える。自社開発による電気モーターは、前輪駆動(FWD)、後輪駆動(RWD)、全輪駆動(AWD)、パフォーマンスAWDに対応するという。
◆ZDXのプレビューモデル『プレシジョンEVコンセプト』
ZDXのプレビューモデルとして発表されたのが、『プレシジョンEVコンセプト』だ。同車は、今後の電動化時代におけるアキュラデザインの方向性を示したモデル。プレシジョンEVコンセプトが提示したアキュラの新しいデザイン言語は、ZDXに初めて採用される。
イタリアのラグジュアリーパワーボートの造形にインスパイアされた流麗で力強いフォルムが特長だ。EVらしく開口部がないノーズ部分には、LEDで光る新しい「ダイヤモンド・ペンタゴン・グリル」をあしらう。また、鋭角でシャープな形状のデイタイムランニングライトや「パーティクル・グリッチ」と呼ぶ独特の抽象的なパターンを、前後のデザインや23インチホイールに配している。
米国ロサンゼルスの 「アキュラ・デザイン・スタジオ」によってデザインされた。米国カリフォルニアの強い日差しに合わせて、最適化されたマット塗装の「ダブル・エイペックス・ブルー」と呼ばれる鮮やかな特別塗装をまとう。
◆F1マシンのコックピットに着想を得た低い運転ポジション
プレシジョンEVコンセプトのインテリアは、自動運転と手動運転の両方に対応している。F1マシンのコックピットに着想を得て、ドライビングポジションは低めにした。ヨークスタイルのステアリングホイールを装備する。インテリアは、手動運転の「インスティンクティブ・ドライブ・モード」と、自動運転の「スピリチュアル・ラウンジ・モード」が切り替えられる。
インスティンクティブ・ドライブ・モードは、レーシングスタイルのデジタル表示によって、ドライバーと車両とのダイナミックなつながりを強化する。赤いアンビエントライトなどが、ドライビングの喜びを演出する。スピリチュアル・ラウンジ・モードでは、ステアリング ホイールが格納され、心地よい香りとともに、水の中を表現したアニメーションがプロジェクションで映し出され、キャビンがリラックス空間に変わる。
キャビンには、持続可能で環境に配慮した素材を使う。リサイクルされたプラスチック製のトリムや 100%バイオマスのレザーなどをあしらった。すべてのアルミと、ステアリングホイールの一部は、リサイクルされた素材で作られている。直感的で使いやすい湾曲した透明ディスプレイと、触覚タッチレスポンスを備えた次世代のアキュラHMIも採用した、としている。
◆GMの新世代バッテリー「アルティウム」搭載
アキュラZDXは、アキュラブランド初のEVだ。アキュラはこのZDXによって、電動化を加速していく。ZDXには、スポーティな「タイプS」も用意される予定だ。タイプSでは、SUVのダイナミクスとドライビングエクスペリエンスを最適化するために、チューニングに取り組んでいるという。
また、アキュラZDXは、ホンダとGMの提携効果を生かして、共同開発される。GMの新世代バッテリー「アルティウム」が搭載される予定だ。アルティウムバッテリーは、大容量のパウチ型セルをバッテリーパック内で垂直にも水平にも積み重ねることができる方式を採用している。これにより、エンジニアは各車両のデザインに応じて、バッテリーの蓄電容量やレイアウトを最適化することができるという。
アルティウムバッテリーの蓄電容量は、50~200kWhだ。アルティウムバッテリーによって駆動するEVは、レベル2の直流(DC)急速充電に対応して設計されている。多くの車両が、400Vのバッテリーパックで最大出力200kWの急速充電機能を備える。自社開発による電気モーターは、前輪駆動(FWD)、後輪駆動(RWD)、全輪駆動(AWD)、パフォーマンスAWDに対応するという。
◆ZDXのプレビューモデル『プレシジョンEVコンセプト』
ZDXのプレビューモデルとして発表されたのが、『プレシジョンEVコンセプト』だ。同車は、今後の電動化時代におけるアキュラデザインの方向性を示したモデル。プレシジョンEVコンセプトが提示したアキュラの新しいデザイン言語は、ZDXに初めて採用される。
イタリアのラグジュアリーパワーボートの造形にインスパイアされた流麗で力強いフォルムが特長だ。EVらしく開口部がないノーズ部分には、LEDで光る新しい「ダイヤモンド・ペンタゴン・グリル」をあしらう。また、鋭角でシャープな形状のデイタイムランニングライトや「パーティクル・グリッチ」と呼ぶ独特の抽象的なパターンを、前後のデザインや23インチホイールに配している。
米国ロサンゼルスの 「アキュラ・デザイン・スタジオ」によってデザインされた。米国カリフォルニアの強い日差しに合わせて、最適化されたマット塗装の「ダブル・エイペックス・ブルー」と呼ばれる鮮やかな特別塗装をまとう。
◆F1マシンのコックピットに着想を得た低い運転ポジション
プレシジョンEVコンセプトのインテリアは、自動運転と手動運転の両方に対応している。F1マシンのコックピットに着想を得て、ドライビングポジションは低めにした。ヨークスタイルのステアリングホイールを装備する。インテリアは、手動運転の「インスティンクティブ・ドライブ・モード」と、自動運転の「スピリチュアル・ラウンジ・モード」が切り替えられる。
インスティンクティブ・ドライブ・モードは、レーシングスタイルのデジタル表示によって、ドライバーと車両とのダイナミックなつながりを強化する。赤いアンビエントライトなどが、ドライビングの喜びを演出する。スピリチュアル・ラウンジ・モードでは、ステアリング ホイールが格納され、心地よい香りとともに、水の中を表現したアニメーションがプロジェクションで映し出され、キャビンがリラックス空間に変わる。
キャビンには、持続可能で環境に配慮した素材を使う。リサイクルされたプラスチック製のトリムや 100%バイオマスのレザーなどをあしらった。すべてのアルミと、ステアリングホイールの一部は、リサイクルされた素材で作られている。直感的で使いやすい湾曲した透明ディスプレイと、触覚タッチレスポンスを備えた次世代のアキュラHMIも採用した、としている。
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