トヨタのオフロード冒険コンセプト、タンドラ ベースで提案…シカゴモーターショー2023出展へ
トヨタ自動車の米国部門は、2月9日に米国で開幕するシカゴモーターショー2023に、大型ピックアップトラック『タンドラ』をベースにした「トレイルハンター(Trailhunter)コンセプト」を出展する。
◆オフロードアドベンチャーを想定した専用装備
トヨタは近い将来、米国向けのピックアップトラックとSUVに、オフロードアドベンチャー仕様として、「トレイルハンター」を設定する計画だ。トレイルハンター・コンセプトは、そのプレビューモデルを、タンドラベースで提案している。
タンドラのトレイルハンター・コンセプトには、専用チューンのサスペンション、スキッドプレート、ルーフラック、バンパー、ライト、冷蔵庫、ルーフテントなどを装備した。トレイルハンターは冒険仕様のモデルになるという。
また、フロントバンパーは、トレイルハンターのロゴ入り。グリルガードには、イエローのフォグランプが付く。フロントグリルの中央には、「TOYOTA」のロゴとスリムなLEDライトが装備されている。
◆オフロード走行を支援する「マルチテレーンセレクト」
オフロード走行を支援する「マルチテレーンセレクト」を採用する。マルチテレーンセレクトの設定を変更することにより、さまざまな地形でホイールスピンを制御する。「CRAWLコントロール」は、5つの選択可能な速度のいずれかを維持しながら、ドライバーがステアリング操作に集中できるようにする低速のオフロードクルーズコントロールとして機能する。ダウンヒルアシストコントロールは、下り坂での車両の速度を制限することにより、ドライバーが険しい斜面を下るのを支援する。
完全にボックス化されたフレームを採用することにより、従来型と比較して剛性が向上し、全体的な機能も高められた。リアフレームメンバーは、安定性と牽引性能を向上させるために、ワイド化。キャビンが油圧キャブマウントを介してフレームに取り付けられており、優れた乗り心地と洗練されたハンドリングダイナミクスを実現しているという。
シャシー全体に高張力鋼を採用し、剛性を高めた。主要部分にはアルミを使用し、軽量化も図る。フレームクロスメンバーは、従来型の2倍の大きさとし、剛性を追求した。ステアリングギアボックス用にフロントクロスメンバーが新設計され、ドライバーのステアリング入力とハンドリングダイナミクスを強化しながら、クロスメンバーサポートを追加することで剛性を高めている。
◆新型ランドクルーザー譲りのV6ツインターボ
排気量3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。このV6ツインターボエンジンは、85.5mmのボアと100mmのストロークを持ち、デュアルVVTiシステムを備えている。ターボチャージャーの温度上昇を抑える水冷式インタークーラーも採用した。
このV6ツインターボエンジンは、最大出力389hpと最大トルク66.3kgmを獲得する。従来型の5.7リットルのV型8気筒ガソリン自然吸気エンジン(最大出力381hp、最大トルク55.5kgm)に対して、大幅にダウンサイジングしながら、パワーとトルクは上回っている。
なお、このV6ツインターボエンジンは、新型『ランドクルーザー』にも搭載された。新型ランドクルーザーの日本仕様の場合、最大出力は415ps、最大トルクは66.3kgmを発生する。新型ランドクルーザーも、従来型のV8ガソリン自然吸気エンジンを、ダウンサイズのV6ツインターボエンジンで置き換えている。
◆オフロードアドベンチャーを想定した専用装備
トヨタは近い将来、米国向けのピックアップトラックとSUVに、オフロードアドベンチャー仕様として、「トレイルハンター」を設定する計画だ。トレイルハンター・コンセプトは、そのプレビューモデルを、タンドラベースで提案している。
タンドラのトレイルハンター・コンセプトには、専用チューンのサスペンション、スキッドプレート、ルーフラック、バンパー、ライト、冷蔵庫、ルーフテントなどを装備した。トレイルハンターは冒険仕様のモデルになるという。
また、フロントバンパーは、トレイルハンターのロゴ入り。グリルガードには、イエローのフォグランプが付く。フロントグリルの中央には、「TOYOTA」のロゴとスリムなLEDライトが装備されている。
◆オフロード走行を支援する「マルチテレーンセレクト」
オフロード走行を支援する「マルチテレーンセレクト」を採用する。マルチテレーンセレクトの設定を変更することにより、さまざまな地形でホイールスピンを制御する。「CRAWLコントロール」は、5つの選択可能な速度のいずれかを維持しながら、ドライバーがステアリング操作に集中できるようにする低速のオフロードクルーズコントロールとして機能する。ダウンヒルアシストコントロールは、下り坂での車両の速度を制限することにより、ドライバーが険しい斜面を下るのを支援する。
完全にボックス化されたフレームを採用することにより、従来型と比較して剛性が向上し、全体的な機能も高められた。リアフレームメンバーは、安定性と牽引性能を向上させるために、ワイド化。キャビンが油圧キャブマウントを介してフレームに取り付けられており、優れた乗り心地と洗練されたハンドリングダイナミクスを実現しているという。
シャシー全体に高張力鋼を採用し、剛性を高めた。主要部分にはアルミを使用し、軽量化も図る。フレームクロスメンバーは、従来型の2倍の大きさとし、剛性を追求した。ステアリングギアボックス用にフロントクロスメンバーが新設計され、ドライバーのステアリング入力とハンドリングダイナミクスを強化しながら、クロスメンバーサポートを追加することで剛性を高めている。
◆新型ランドクルーザー譲りのV6ツインターボ
排気量3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。このV6ツインターボエンジンは、85.5mmのボアと100mmのストロークを持ち、デュアルVVTiシステムを備えている。ターボチャージャーの温度上昇を抑える水冷式インタークーラーも採用した。
このV6ツインターボエンジンは、最大出力389hpと最大トルク66.3kgmを獲得する。従来型の5.7リットルのV型8気筒ガソリン自然吸気エンジン(最大出力381hp、最大トルク55.5kgm)に対して、大幅にダウンサイジングしながら、パワーとトルクは上回っている。
なお、このV6ツインターボエンジンは、新型『ランドクルーザー』にも搭載された。新型ランドクルーザーの日本仕様の場合、最大出力は415ps、最大トルクは66.3kgmを発生する。新型ランドクルーザーも、従来型のV8ガソリン自然吸気エンジンを、ダウンサイズのV6ツインターボエンジンで置き換えている。
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