「ペパーミント・ターボ」は2気筒で41psだった、ダイハツ『ミラターボ』の系譜をたどる【懐かしのカーカタログ】
もともと1980年登場の『クオーレ』の商用版として誕生したのが『ミラ・クオーレ』。さらに1982年に『ミラ』と改名後、1983年に4WDとともに登場したのが最初のターボ。「ペパーミント・ターボ」と謳い、41ps/5.7kgmを発する2気筒エンジンを搭載した。
そして1985年8月にモデルチェンジを実施し、2代目に進化。この時に登場したのが「Turbo TR」。エンジンは新開発の3気筒EB-20型で、最高出力52ps/6500rpm、最大トルク7.1kgmの性能を発揮。インタークーラー、加圧式シングルバレルキャブレターなども採用、軽自動車では初のATも設定している。
またサスペンションにはフロントをマクファーソンストラット式、リヤをセミトレーリング式とした4輪独立懸架を採用。フロントスタビライザーも標準とした。
一方で1985年11月に追加設定されたのが「TR-XX」(ダブルエックス)。TRに対してエンジンのスペックは共通ながら、デュアルエクゾーストパイプを始めワイドトレッド(前後とも+5mm)、車高ダウン(ー15mm)としたほか、専用アルミホイール、イエローバルブ・ハロゲンヘッドランプ、専用エアロパーツなどで武装した、存在感のあるルックスが特徴。インテリアでは専用バケットシートなどを備えた。
その後ATの追加、ターボの水冷化、EPI化、フルタイム4WDの設定が行われ、スペックは最終的に64psまで高められた。
そして1985年8月にモデルチェンジを実施し、2代目に進化。この時に登場したのが「Turbo TR」。エンジンは新開発の3気筒EB-20型で、最高出力52ps/6500rpm、最大トルク7.1kgmの性能を発揮。インタークーラー、加圧式シングルバレルキャブレターなども採用、軽自動車では初のATも設定している。
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