トラブルを乗り越え大盛況！「頭文字D festival2018！in榛名」

連載終了後も根強い人気を誇るクルマ漫画『頭文字D』。その舞台となった、群馬県・榛名山（作中では秋名山）の麓にある「伊香保グリーン牧場」の駐車場で、作品公認イベント「頭文字D festival2018！in榛名」が11月23日（金）に行われました。

このイベントは、渋川市内にあるスポーツカーをテーマにしたレーシングカフェ「D'z Garage（ディーズガレージ）」と伊香保グリーン牧場、そして渋川市の協力によって一昨年から開催されているもの。今回は3回目にあたり、全国から“イニDファン”が集まりました。

イベントでは、レプリカ車の展示やファン同士の交流、そして「リアル真子」ことレーシングドライバーの塚本奈々美さんと今年「D1GPチャイナシリーズ」で年間チャンピオンを獲得したD1ドライバーの日比野哲也選手が、「頭文字D」の名場面を実車で再現するパフォーマンスが行なわれるはずでした。「はずでした」というのは、走行予定だった日産・シルエイティがトラブルで走行不能になってしまったから……。

急遽、塚本さんが「TGRラリーチャレンジ」などでドライブするトヨタ86に乗り換えてパフォーマンスは行われましたが、完全再現とはならず。「名場面は来年までおあずけで！」と塚本さん。次回に期待したいですね。ちなみに、“その代わりに”ということで、塚本奈々美さんの助手席での同乗体験が、じゃんけんで勝った参加者にプレゼントされました。

イベント会場に訪れたファンが楽しみにしていたのは、走行パフォーマンスだけではありません。今回は、「切手」を目当てにこられた方もたくさんいました。

10月1日（月）に、渋川市内の郵便局で500部が限定販売され、即完売となったオリジナルフレーム切手「頭文字Ｄ　ようこそ 渋川市へ」が1000部、販売されたのです。会場では、発売開始と同時に、長蛇の列ができていました。

「ほしかった……」と思った方もご安心を。11月26日（月）より、5000部が新たに再販されています。ほしい方は、渋川市内の郵便局へ！

また物販では、もうひとつオリジナルアイテムが販売されていました。それは作中の登場人物「佐藤真子」の初登場シーンに描かれた看板「峠の釜めし おぎのや」の釜めしです。「リアル真子 掛け紙バージョン釜飯」と名付けられたこの釜めしは、150食限定販売でこちらもあっという間に完売していました。

そのほかにも「シュアラスター」ブースでは、塚本奈々美さんの原案による『頭文字D』デザインの洗剤ボトルをプレゼントするキャンペーンを展開していました。

デモランでのトラブルはあったものの、昨年を上回る盛況が見られた「頭文字D festival2018」。スポーツカー、そして『頭文字D』ファンの熱い思いを垣間見ることができました。2019年3月には、「D'z Garage 3周年感謝祭」も開催されるとのこと。気になる方は、D'z GarageのホームページやSNSをチェックしてみてくださいね！

▼レーシングカフェ D'z Garage
http://dzgarage.com/

（取材・文・写真：クリハラジュン　編集：木谷宗義＋ノオト）

[ガズー編集部]