【GAZOO車クイズ Q.160】「いすゞ117クーペ」や4代目「スズキ・キャリイ」のデザインを手がけたデザイナーは？

Bジョルジェット・ジウジアーロ

ジョルジェット・ジウジアーロは、イタリアを代表する工業デザイナーです。自動車のデザインだけでなく、鉄道車両や家電製品など、手がけるジャンルは多岐にわたります。パスタをデザインしたこともありました。

若い頃は画家を目指していましたが、17歳でフィアットに入社してデザイン部門で働くことになります。21歳でカロッツェリア・ベルトーネに移籍し、フランコ・スカリオーネの後任としてチーフデザイナーを務めました。

ベルトーネ在籍中に「アルファロメオ・ジュリア スプリント」や「マツダ・ルーチェ」などをデザイン。カロッツェリア・ギアに移り、「マセラティ・ギブリ」や「いすゞ117クーペ」などを手がけました。

1968年にジウジアーロは自らのデザイン会社としてイタルデザインを発足させます。最初の仕事は、商用車の「スズキ・キャリイ」でした。その後「フォルクスワーゲン・ゴルフ」や「ロータス・エスプリ」などを世に送り出し、名声を高めていきました。