スイフトスポーツで行く!私のクルマ道

スイフトスポーツZC33Sに乗っている「むうかさん」は、クルマに全く興味がなかったとのこと。ところが、いつの間にか旦那様がスイフトスポーツZC32Sを購入し、半ば強制的にマイカーになっていたのだとか……。大丈夫かな?という心配もあったそうだが、MT車の運転が意外にも楽しく、気付けばどっぷりハマってしまっていたということです。

今回は、むうかさん×スイスポ のお話をお届けします。

――半ば強制的にマニュアル車とは……(笑)。

これ、本当の話なんですよ!というか、今もそんな感じです(笑)。現在の愛車であるZC33Sに乗る前は、ZC32Sに乗っていたんですけど、これが初めてのMT車でした。

このスイスポは、初心者ならこれが乗りやすいだろうと主人が勝手に買ってきたんです。しかも、初日からマフラーが変わっているというおまけ付き。

――そ、それはビックリしますね。

ちなみに、現在の愛車であるZC33Sにも、気付いたら色々とついているみたいな感じで……。HKSのマフラーを装着していたり、フロントバンパーに穴が空いていたこともありました。

確か、フロントバンパーはSWKさんのって言っていたかな?クルマの性能が上がるカスタムらしいけど、出来れば一言言ってほしかったというのが本音です。最近は諦めてますけどね。

――あはは(笑)。ちなみに、自分好みのカスタムじゃなかった場合はどうするのですか?

「ちょっとこれは流石に」って言ったら、察して戻してくれます。なんだか主人の悪口?みたいになっちゃってますが(笑)、主人のおかげでカスタムが楽しいと思えるようになったのも事実です。

例えば、ホイールを変えただけでクルマの雰囲気がガラッと変わるし、もっと言えば、スイスポの原型を留めていないくらい変わることも可能なんですよ。こういうカーライフがあるということを知れたのは、本当に良かったと感じています。

最近では、雑誌を読んで気になるパーツがあれば、これはどうかな?と自分から提案してますよ♪

走行性能に関することは全て主人に任せています。タワーバーを入れると剛性が上がったのを感じられて、それを体感するのもまた良い……!

――マニュアル車に乗ろうと思ったのも、半ば強制的だったのですか?

いえ。それは、自分から乗りたいと思いました。主人がMTのバイクに乗っていて、すごく楽しそうだったから自分もまずバイクに乗ってみたくなって、免許取りに行きました!そしたらMTの操作が楽しくて、クルマもMT車にしてみたくなっちゃったんです。

――むうかさんは、MT免許を持っていたのですか?

持っていなかったので、限定解除しました。あれって、路上教習も何もなくあっさり合格するから、公道に出る時は恐怖でしたね〜。

上り坂で停車すると焦ったり、クラッチ操作が難しくて発進がもたつくこともあったな〜。でも、そういうのも含めてMTの楽しさで、取って良かったなと思っています。

状況に応じてのシフトチェンジ、クラッチを踏む強さやタイミングでクルマの挙動が変わったり、自分で操作しているという感じを味わえるからです。

それまでは、通勤のために、友達と目的地に行くために運転するという移動時間でしかなかったんですけど、運転自体が楽しい時間になったんです。私はゆったりドライブするのが好きなので、海沿いをドライブに行くことが多いですね。昔だったら考えられないです。

――女の子がMT車の運転♪かっこいいです。

それでいくと、すっっっっごく嬉しいことがありまして!私の女友達はMT車に乗れる子が少ないから、シフトノブをガチャガチャしていたら「かっこいい!」って言ってくれるんです。本当に嬉しい!取って良かった!

ほかには、実は私、YouTubeをやっているんですけどね。クルマというジャンルということもあって男性の視聴者さんが多いんです。でも、オートメッセで視聴者さんの彼女さんが声をかけて下さったり、私の動画を見てMT免許を取ったという方もいて♡女子にそんなこと言ってもらえるなんて♡

――なんか、言ってることがモテたい男性と一緒な気が……。いや、なんでもありません。

よく言われるので、全然大丈夫ですよ(笑)。先程もお話した通り、私ってクルマの楽しさを全く知らないところからスタートしたんです。それが、ひょんなことから面白いと思えるようになって、こんなに楽しいならもっと早く知りたかったなんて思うようになりました。

だからこそ、難しいことは抜きにして、スイスポをもっと遊び倒そうと思っております。

――今後、挑戦したいことはありますか?

ドリフトをしてみたいなと思っています。キッカケは、ネットフリックスで放送されていた「ハイパードライブ」というクルマ番組でした。ざっと説明すると、腕に自信のある世界各国の走り屋が、カスタムした愛車で障害物コースを走るみたいな内容です。

――クルマ版、サスケ……?

そうですそうです!そこでドリフトをしている人がいて、私もやってみようかなと。それで、サーキットにドリフト見学に行ったら、すごい迫力で絶対やるぞと決めました。

そこには、自分が楽しみたいという気持ちもありますが、ドリフトというクルマの楽しみ方を知ってほしいという思いもあります。

現在、ドリフト走行に向けて準備中という むうかさん。新しいことにチャレンジする時は、いつも楽しいということでした。さて、次はどんな世界を見せてくれるのか?筆者も楽しみです♪

(文・矢田部明子)