ダットサン 211

1957年1月~1959年1月

1955年にデビューした、日産で初めて自社製ボディを架装したダットサン・セダン(110型)だが、翌’56年に早くもアピアランス、メカニズム共に若干のモディファイを受けた112型、113型を経て、’57年10月にはニューエンジンを搭載した210へと矢継ぎ早に進化していく。新しいエンジンは、当時ニッサンが提携していた英・BMCのテクノロジーが生かされたもので、従来のサイドバルブからOHV化され、より高回転と高出力が可能となっていた。ダットサン・セダン一連のシリーズは極めて武骨、プリミティブなスタイリングだが、成長期を迎えつつあった我が国の産業界では「背伸びのない健康的なデザイン」と評価され、112型時代の’56年には毎日産業デザイン賞を授与された。さらに’58年10月には211型に進化、そして’59年8月には、遂に初代ブルーバード310型が登場する。また、’58年のオーストラリアラリーでは210型がクラス優勝、以後サファリなどのラリーで大活躍するニッサンの先駆けにもなった。写真はオーストラリアラリーの“さくら号”。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 988cc 4 4速MT コラム FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る