プリマス ロードランナー

1968年1月~1970年1月

プリマスのインターミディエートであるベルベディア/サテライトは1968年にフルモデルチェンジを実施した。車種バリエーションは下からベルベディア、サテライト、GTX。ここまでは前モデルに準じていたが、1968年モデルからは新たにスポーツ・サテライト、サテライト・スポーツワゴン、ロードランナーの3車種が加わった。ホイールベースはいずれも116インチ。ステーションワゴンは117インチと前モデルと同じである。ボディバリエーションは4ドアセダン、2ドアクーペ、2ドア・ハードトップクーペ、2ドアコンバーチブル、4ドア・ステーションワゴンである。標準エンジンはベルベディア/サテライトが225CI(145ps)直列6気筒OHVと318CI(230ps)V型8気筒OHV。オプションとして383CI(290ps/330ps)が用意されていた。GTXの標準エンジンは440CI(375ps)V型8気筒OHV。オプションで426CI(425ps)V型8気筒OHVストリートヘミを選択することもできたが、3000ドル余りの車両価格に対して600ドル以上と極めて高価なオプションだった。なおロードランナーは専用の383CI(335ps)V型8気筒OHVを標準に、440CI(390ps)V型8気筒OHV6バレルと426CI(425ps)V型8気筒OHVストリートヘミをラインナップするスポーツモデルであり、走行性能に直結する部分以外の装備を簡略化することで価格を低く抑えた、若者のためのクルマというキャラクターだった。プリマスのインターミディエート各車は翌1969年にわずかなフェイスリフトを行なった後、1970年にはエクステリアデザインを一新する大規模なマイナーチェンジを実施した。この間、エンジンラインナップ等に大きな変化はなかった。また1970年には高速化したストックカーレースに対応するためのホモロゲーションモデルとして、延長ノーズと巨大なリアウィングを装備した“スーパーバード”が生産されている。スーパーバードはロードランナーの派生モデルとされているが、エンジンラインナップ等はGTXに準じていた。写真は1969年GTX。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 6276cc 2 4速MT フロア FR 6 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

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保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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