1971年、プリマスのインターミディエートは内外装のデザインを一新するフルモデルチェンジを実施した。車種バリエーションはサテライト、サテライト・シーブリング、サテライト・カスタム、サテライト・シーブリング・プラス、サテライト・ブロアム、サテライト・リージェント・ワゴン、ロードランナー、GTX。前年までのベーシックモデルであるベルベディアは廃止された。ボディバリエーションは4ドアセダン、2ドアクーペ、2ドアハードトップ、4ドア・ステーションワゴン。コンバーチブルはラインナップされなかった。これらの中でシーブリング系2車はスポーツモデル。ブロアムは4ドアセダンの最上級モデル。ロードランナーとGTXのキャラクターは従来通りのハイパワーエンジン搭載モデルだった。ホイールベースは2ドアが115インチ、4ドアとステーションワゴンが117インチである。エンジンは225CI(145ps)直列6気筒OHVと318CI(230ps)V型8気筒OHVを標準に383CI(275ps/300ps)V型8気筒OHVがオプション設定されていた。ロードランナーとGTXの標準エンジンはそれぞれ383CI(300ps)と440CI(370ps)V型8気筒OHV。オプションとしてロードランナーにはGTX用標準ユニットが、両者共通オプションとして440CI(385ps/6バレル)V型8気筒OHVと426CI(425ps)V型8気筒OHVストリートヘミが用意されていたが、これらのエンジンはシーズン半ばにSAEネット表示が導入されたことで、440/6バレルで335ps、426ヘミでは350psと表示されている例もあった。なお翌1972年モデルからはまず426ヘミが整理され、同時にGTXも廃止された。383CIの各ユニットは圧縮比の低下によるパワー不足を補うため、排気量を400CIへとアップ。440CIはロードランナー専用オプションとして継続されていたが、シングル4バレルキャブレター仕様での最高出力は280psにまで低下していた。440/6バレルも辛うじて残っていたが、その生産台数はわずかに1台といわれている。サテライト各モデルは1973年にマイナーチェンジを実施、ロードランナーもフェイスリフトを受けた。そしてサテライト系は1974年モデルを最後に消滅。ただしロードランナーのみは1975年モデルまで存在していた。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
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シーブリング・プラス | - | 3687cc | 2 | 3速MT コラム | FR | 6 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
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2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
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保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。