ボクスホール シェベット

1975年1月~1984年1月

70年代初頭から低迷を続けていたボクスホールが乗用車部門での立ち直りを図るべく、75年3月のジュネーブショーでデビューさせた小型大衆車。“小さなシボレー”を意味するシェベットの名を最初に与えられたのは、73年に発表されたGMブラジルのモデルで、その後オペルのカデット、いすゞのジェミニへと繋がるGMのグローバルカー構想(Tカー)の一環としてボクスホール版のシェベットも生み出された。フロアユニットはカデットをはじめとするTカー共通のものだが、既存のモデルが2/4ドアサルーン(および3ドアワゴン)であるのに対し、テールゲート持つ流行の3ドアハッチバックに仕立てられており、上級モデルのフィレンザに似たスラントノーズが与えられていた。機構的にはカデットなどと共通したコンベンショナルなもので、サスペンションは前ダブルウィッシュボーン/コイルの独立、後ろは4リンク/コイルのリジッド、ブレーキはサーボ付きディスク/ドラムであった。後輪を駆動するエンジンはビバから流用した直4OHV3ベアリングの1256cc・58.5PSで、ギアボックスは4速シンクロのマニュアルのみ、ATは提供されなかった。76年夏にカデットなどと同じノッチバックの2/4ドアサルーンが、同年秋にはエステートが追加されボディバリエーションを充実させた。78年にはパワートレーンを、135PSを発生する直4DOHC16バルブ2279ccユニットとゲトラーク製5速ギアボックスに換装し、大型エアダムやリアスポイラーを備えたホットモデルの2300HSが加えられた。さらに性能を高めたラリー用のエボリューションモデル、HSRも少数ながら造られた。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1256cc 3 4速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る