軽も白ナンバーに! 史上初「つけて応援」特別仕様ナンバープレート交付へ
2019年11月にアジア初のラグビーワールドカップが日本で開催される。札幌・岩手・熊谷・東京・横浜・静岡・愛知・大阪・神戸・福岡・大分・熊本の12都市で熱い戦いが繰り広げられることだろう。国土交通省ではこの「ラグビーワールドカップ2019」の成功に向けて、特別仕様ナンバープレートの交付を決定。申込はすでに始まっている。
寄付金で交通整備を支援
今回用意される特別仕様ナンバープレートは、エンブレムのみがあしらわれた寄付金なしのものと、エンブレムに加えて図柄があしらわれた寄付金付きのものの2種。寄付金の額は1000円からとなり、上限はなし。寄付金は日本デザインナンバー財団が管理し、「ラグビーワールドカップ2019」の各会場への交通利便性向上などに対する支援事業に利用される。
ちなみにこのような特別仕様のナンバープレートが発給されるのは国内初。もともと2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを主眼に企画されていた取組みだったが、先んじて行われる「ラグビーワールドカップ2019」にも適用されることとなったと、国土交通省自動車局自動車情報課では話している。
登録車、軽自動車が対象に
特別仕様ナンバープレートが用意されるのは登録車(自家用・事業用)と自家用軽自動車のみとなる。事業用軽自動車や二輪車は対象外。また、レンタカーなどで用いられる「わ」ナンバー車も対象外となっている。
新規で登録する車両だけでなく、すでにナンバープレート取得済みの車両についても同ナンバープレートへの交換が可能だ。
気になるナンバープレートのデザインは?
- (出典:国土交通省報道資料)
寄付金付きは、なしのものに比べてにぎやかな印象となっている。また、軽自動車用のものも登録車同様の白いナンバープレートになっているのは注目に値する。
申し込みは2019年11月29日まで。専用ウェブサイトほか、ディーラー、整備工場などでも受け付ける。寄付金の有無に関わらずナンバープレートの交付料金が必要になる。交付は2017年4月3日(月)から。
外したあとは記念品に
「ラグビーワールドカップ2019」終了後も、当該車両を廃車するまで、ナンバープレートは使用することができる。また、元のナンバープレートや他の特別仕様ナンバープレートへの変更も自由だ。外した後の特別仕様ナンバープレートは、不正使用防止のための穴を開けた上で、記念品として手元に置くことが可能となっている。
「ナンバープレートをつけて応援」という史上初の取組みが、どのように受け入れられてゆくのか興味深いところだ。
(上泉純+ノオト)
[ガズー編集部]
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