クルマのどの部分かわかる? 「インパネ」

「インパネ」は、クルマのカタログに必ず出てくる言葉のひとつ。クルマの雑誌やカタログを頻繁に見ている人ならこれが何を指すのか、なんとなくイメージできると思いますが、「その定義は?」と聞かれると、結構あいまいだったりしますよね。

どの部分のこと?

「インパネ」とは、「インストルメントパネル」(instrument panel)の略。日本語で言うと「計器盤」となり、メーター類が設置されるパネルのことです。本来はメーターまわりのみを指す言葉でしたが、今では助手席側も含めたパネル全体を表すことが一般的となりました。「ダッシュボード」も同じ部分を意味する言葉です。ちなみに、インターネットで検索すると「インパネはインテリアパネルのこと」としている記事を見かけますが、間違いですのでご注意を。

インパネはインテリアの顔

運転中、ずっと視界に入るインパネは、インテリアの顔とも言うべき部分。それだけに、エクステリア(外装)と同じように気に入ったものを選ぶべきでしょう。凹型状のものや凸型状のもの、木目やアルミで装飾されたもの、カラーが2トーンになっているものなど、さまざまなタイプがあり、メーカーや車種ごとの性格がよく現れる部分です。

「汚れが目立つから黒っぽいものに……」と考えず、明るい色も積極的に選んでみてください。ちなみに筆者の好みは、シンプルなデザインで明るいカラーのもの。みなさんは、どんなインパネがお好みですか?

(木谷宗義/テヌール+ノオト)

[ガズー編集部]

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