爽やかな風が吹き抜ける!高さ約10mの手掘りのトンネルは迫力たっぷり 千葉県富津市
弘法大師にゆかりのある東善寺の飛地境内地である「燈籠坂大師堂」。この燈籠坂大師堂までの参道が一風変わっていると注目されている。
高さ約10mのトンネルになっているのだが、これが切通しのトンネルなのだ。手掘りでトンネルが掘られたのは明治から大正にかけてで、昭和初期に鋸山の石切の技法を用いて切り下げられ、現在の姿になったという。燈籠坂大師堂がある城山(造海城つくろみじょう)は尾根の形状から上り下りが急であったために、トンネルを掘ることにしたと言われている。
切り出された岩肌は独特の風合いなので、手で触れて感触を確かめるのもおもしろそう。また、トンネルを吹き抜ける風は夏でも涼やかなので、穴場の避暑スポットとしておすすめだ。迫りくる岩壁の迫力と神秘的な雰囲気を楽しみながら、燈籠坂大師堂までの道を歩いてみよう。
- 切通しトンネルを抜けると燈籠大師堂までの階段が待ち受ける。
- 参道を上った先にある燈籠坂大師堂。参拝も忘れずに。
- 国道127号を走っていくと、燈籠坂大師堂への入口である赤いゲートが目に入る。ゲートを入ってすぐ駐車場があるので、ここから歩いて行こう。
DATA
スポット名称:燈籠坂大師の切通しトンネル
住所:千葉県富津市竹岡~萩生
TEL:0439-80-1291(富津市役所建設経済部商工観光課)
アクセス:館山自動車道富津竹岡ICから車で約5分
駐車場:あり(5~6台/無料)
散策自由
URL:https://www.city.futtsu.lg.jp/0000000606.html
※記事内のデータは2019年6月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。
[ガズー編集部]
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