ダットサン・ブルーバード・・・フェンダー美人なクルマ特集
タイヤを覆うフェンダーは、クルマのエクステリアデザインを決める大事な要素。今回の特集では、フェンダーのデザインが印象的なクルマを、日本車を中心に紹介します。
ダットサン・ブルーバード
1963年にフルモデルチェンジされた、410の型式名で呼ばれる2代目ブルーバード。初代のラダーフレームをビルトインしたセミモノコックから完全なモノコックとなった4ドアセダン(後に2ドアも追加)および5ドアワゴンのスタイリングは、当時は公表されなかったが、イタリアのピニンファリーナによるものだった。
ボディー後半からテールに向かってなだらかな弧を描くラインは、当時のピニンファリーナデザインの特徴のひとつ。優美ではあるが、日本では「尻下がり」と呼ばれ評判は芳しくなかった。そのため1966年のマイナーチェンジの際にセダンに整形手術を施し、リアフェンダーを直線化してヒップアップした。
そうした事情から、双方の頭文字を取り「BC戦争」と呼ばれた宿敵コロナとの激しい販売合戦の結果、初代310型以来のベストセラーの座を明け渡すこととなったが、輸出ではナンバーワンの座を守った。SS(スポーツセダン)やSSS(スーパースポーツセダン)など高性能グレードが充実しており、モータースポーツでも活躍した。
[ガズー編集部]
曲線美がたまらない!フェンダー美人なクルマ特集
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