【東京オートサロン2018特集】スイスポ、86/BRZにも負けないッ!現行ロードスターの最新カスタム事情

マツダが東京オートサロン2015に出展した『ALL-NEW MAZDA ROADSTER』でコンセプトカー部門優秀賞を獲得したのを皮切りに、翌年には『GReddy NDロードスターターボ』がチューニングカー部門で優秀賞を受賞、そして今年もみごと最優秀賞マシンを輩出するなど、4代目ロードスター(ND5RC)の活躍は止まるところを知りません。
また、2ℓエンジンを搭載した電動ハードトップ仕様のRF(NDERC)も、発売から約1年が経過してカスタムの幅がどんどん広がってきたようです。
スーパー耐久でシリーズチャンピオンを獲得(ST-5クラス)、筑波サーキットでのタイムアタックでも1.5ℓNAエンジン+ラジアルタイヤで1分5秒台を叩き出すショップデモカーが登場、全日本ジムカーナ選手権においても常にトップ争いに名を連ねるなど、走行性能についても素性の良さが光ります。
86&BRZはもちろん、新たなライバル(!?)新型スイフトスポーツも登場し、三つ巴の戦いがますますヒートアップしていく予感!!

SANODESIGN&乱人

東京国際カスタムカーコンテスト・ドレスアップカー部門で最優秀賞に輝いた『Sd-01 Prototype』。SANO DESESIGNと乱人のコラボレーションによって、NDロードスターをベースに製作されたオリジナルコンプリートカーです。
大胆にロングノーズ化したフロントにオリジナル設計のヘッドライトを組み合わせることで大胆にイメチェン! ボディサイドのラインやFRP製ハードトップなど、全身にわたって独自のデザインに仕上げられています。
しかも、エアロテックジャパンから6月頃をめどにボディキットをリリース予定とのこと。このスタイリングを手に入れたいオーナーは続報を待つべし!!

フロントノーズを純正より200mm延長し、オリジナル設計のヘッドライトを組み合わせることでスーパーカーフェイスを実現。エンジンがちらりと覗くアクリルパネルをあしらったボンネットフードもスペシャリティ感満点!!

フロント片側10mm、リヤ片側20mmワイドとなり、整流効果も期待できそうなサイドエアダクトも特徴的。FRP製ハードトップはリヤウィンドウレスで、ルーフに装着したCCDカメラでリヤビューを車内モニターに映し出す仕組み。

リヤはロードスターの印象を残したまま、リヤフェンダーからダックテールへとつながるアクセントラインをプラス。チタンカラーが美しいセンター2本出しマフラーを組み合わせていました。

CAR MAKING REVOYU

これまでもフェアレディZやWRXなどに向けてスーパーチャージャーキットを開発・販売してきた経験をもつ千葉県のカーメイキングレヴュー。
今年はロードスター用スーパーチャージャーキットの開発を進めているということで、東京オートサロン出展時には200psを目標にセッティングを進めている段階ということでした。NAチューンやボルトオンターボ仕様に続き、ロードスターの新しいチューニグの選択肢が増えそうなこのキット。気になるオーナーも多いのでは!?

HKSのGTS7040Lコンプレッサー(86/BRZ用)に加え、エアクリーナー、インタークーラー、パイピングやベルトなどの周辺パーツをキット化。ECUセッティングをおこなうためのフラッシュエディターも含んで60万円くらいで販売予定とのこと。ボルトオン設計のオイルクーラーキットも発売予定だそうです。

AutoExe

『マツダ車個性化プロジェクト』を提唱しているオートエクゼ。出展したRFは、マツダで開発主査を歴任した貴島孝雄氏が監修した車高調整機能付きサスペンションキットをはじめ、エアロや剛性アップパーツ、吸排気パーツなどが装着されています。ストリートでの運転がよりいっそう楽しくなる、オトナのチューニングのお手本となる1台ですね。

フロントフェイスの印象を強めるフロントノーズは、LEDフォグランプキットも装着可能。純正ハイマウントを移設できる設計のリヤウイングと、アンダーパネルによってリヤビューも引き締められています。

odula

2ℓエンジンを搭載するRFを題材に、オリジナルのエキマニやハイカムを組み込み、NAのまま200psを目指しているというオーデュラ。すでに排ガス試験はクリアしていて、レブリミットも6700rpmから7200rpmへと引き上げた高回転仕様でセッティングを煮詰めているということです。

BRIDE

ピカピカのホログラムが目を引くブリッドのデモカー。注目すべきはもちろん車内で、疲れにくく通気性に優れる3Dネットを採用した専用設計の新作バケットシート『BRIDE×Mu-Len Fantasista Monte Micra』が装着されていました。

MAZDA

マツダブースには、パーティーレース参加仕様をはじめ、『CUSTOM STYLE 2018』と名付けられたND5とRFの全3台が展示されていました。ちなみに奥の壁に展示されているのは、マツダがスタートさせた『初代「ロードスター」(NA型)のレストアサービス』作業中車両のホワイトボディ。

[ガズー編集部]

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