全国旅の相棒として3台目の86を入手!

2012年に新車で86(ZN6)を購入し、2016年に現在の赤い86に乗り換えたという高橋宏彰さん(43才)さん。そして、先日3代目の86を手に入れたというから、その経緯が気になるところ。
「いままで乗っていたこの赤い86の走行距離が19万キロになったので、そろそろ乗り換えのタイミングかな、と思ったからですね」
逆算すると、なんと走行ペースは年に4万キロ!? どうして走行距離がそんなに伸びていくのかを伺ってみると、86に乗って北海道を離れ全国各地へ遠出のドライブを行うことが、86を所持している最も大きな理由かつ楽しみだからという。

「2012年に新車の86を買った当時は、北海道内をドライブする程度だったんです。目的を持って本州のどこかへ行こうと思い始めたのは、AREA(エリア)86が全国にできたのがキッカケですね」
『エリア86』とは、86の発売が開始された2012年に、トヨタが全国のディーラーに設置を始めた86専用の販売店。『スポーツカー好きが集う大人のたまり場』がコンセプトで、それまでの一般的なディーラーのイメージを逆転させる、メンテナンスに限らずチューニングの相談なども気軽に行えるショップのような存在だった。
2017年にトヨタのスポーツブランドであるGRが発足したことを機に、86だけではなくGRブランドで発売されるモデルを中心に対応車種を幅広く拡大し、名称も『GR Garage』へと引き継がれている。

北海道に拠点を構えつつ、エリア86の全国制覇を目指そうと考えた高橋さん。86を買って1年後にまずは青森にチャレンジ。そこから東京、四国、九州…と、だんだん1回ごとの走行距離を伸ばし、その先々で訪れることが可能な各地のエリア86を訪問してきたという。
「途中で自分がやっていることを知っていただいた雑誌の取材を受けたことで、それを励みにより本気でこの趣味を続けようと思うようにもなりました。いまは、北海道から大間(青森県)までのフェリー以外はすべて自走で移動することにこだわっています」

「東京よりも下(西南側)にも30回以上は訪れました」という会話が物語るように、もはや高橋さんにとって東京以北は旅に数えるレベルではないドライブの延長のようなもの。
1台目の86は22万キロの走行距離を重ね、2016年にこちらの赤いボディの86へバトンタッチ。リヤウインドウには各地のGRガレージの店舗名が刻まれたステッカーがその証として残っている。
「店舗に行くこと自体が目的なので、その場で何かメニューをお願いしたりすることはできないんですけど、どのお店の方も北海道から来ていることを伝えるとそれだけで快く歓迎してもらえて、記念にとステッカーをいただけるのがとても嬉しいです」と高橋さん。

そんな高橋さんの86は、シルクブレイズとイングスのエアロパーツをミックスして装着することでエクステリアを自分らしくアレンジ。いっぽうで長距離移動の快適性のために、サスペンションは純正ショックにとどめている点がポイント。

インテリアはシートをレカロ製のリクライニングシートに交換。こちらは見た目もさることながら、腰痛対策を考えて選んだパーツで、ホールド性が上がったことにより、長距離移動時の腰の負担が減って快適になったそうだ。

本来は乗り換えのために3台目を手に入れたものの、赤い86も愛着が強すぎて手放すことを諦めてしまったという高橋さん。
そして、新たな相棒となる黒いボディの86は、乗り始める前にカスタムのための入庫中。
いままでがオレンジ、レッドと目立つカラーリングだったこともあり、ステッカーも黒に揃えることで全体をブラックに統一したシックな雰囲気に仕上げることを考えているという。

また、86での長距離ドライブからステップアップして、数年前にはアメリカに渡って現地でレンタカーを借りてニューヨークからロサンゼルスまでドライブでの横断にもチャレンジしたという高橋さん。
「2020年はオーストラリアで同じことをやりたいと計画していたのですが、新型コロナの影響で延期しました。いずれそれにチャレンジするのが目標ですね。2022年の春からは黒い86で動き始めます!」
高橋さんの長い旅路はこれからも続いていきそうだ。

取材協力: GR Garage札幌厚別通

(文:長谷川実路 撮影:平野 陽)

[GAZOO編集部]

GAZOO取材会@GR Garage札幌厚別通

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