SR搭載ジムニーも!?「レブスピードミーティング」で印象に残ったデモカー

ドラテクやチューニング情報でおなじみの雑誌「REVSPEED」主催のイベント「レブスピードミーティング」が、春の陽気も心地よい4月2日(日)に筑波サーキットコース2000で開催されました。「見る」、「買う」、「体験する」をテーマに、さまざまな楽しみ方が一度にできるイベントです。

「走行会にエントリーしたい!」と担当ライターは息巻いてみましたが、走行会のエントリーは早々に満席になっていた本イベント。読者の熱い支持が、イベント前から伝わってきます。晴天の中、開催されたイベントでまず目を引いたのは、個性的なデモカーの数々。そこで今回は、レブスピードミーティングで筆者の印象に残ったデモカーをご紹介します。

赤いバケットシートが映える「BRIDE」のマツダ・ロードスターRF

大人のスポーツカーという上品な雰囲気。こんなクルマでデートしたい…(ライター個人談)

スタイリッシュな新型ロードスターを上品にカスタマイズしたこちらのクルマは、バケットシートブランド「BRIDE」のデモカー。ホワイト×シルバーでまとめられた上品なカスタマイズは、女子の心をくすぐります。

白いボディに赤いバケットシートがよく映える♪
実際のデモカーにも座らせていただいた。オープンカーに一層、テンションが上がる筆者

このロードスターRFに装着されたバケットシート「A.i.R」のお値段は118,800円! さすがのお値段と座り心地に、若干お尻が緊張したのは内緒です。ちなみにこちらのブースでは、各種バケットシートが座り放題で、いろいろなタイプのシートに座ってそのホールド感を楽しみました。

「イチオシのホールド感はやっぱりこれですね!」と、お気に入りを見つけられます。

痛車のアルト ワークスもいるよ!ブルーがかっこいい「CUSCO」

続いては足回りの定番ブランド「CUSCO」のブースへ。デモカーであるホンダ・S660に装着された足回りをじっくり見ながら、各種商品を堪能できます。

足回りがじっくり見えるように、ジャッキアップ。片側のタイヤを外して展示
CUSCOおなじみのブルーがよく確認できました!

CUSCOには「高崎くす子」ちゃんを始めとする萌えキャラが3人存在します。このキャラたちがあしらわれた痛車(Battle Bee Racingのデモカー)も展示され、存在感を放っていました。

痛車のデモカーは今回この1台だけ。目立っていました! 車種はスズキ・アルト ワークス

CUSCOブースには、ほかにもレーシング体験などができるVR(バーチャルリアリティ)が設置されていました。こちらはお子さんと一緒に楽しむこともでき、担当ライターも思わず遊び始めます。

VRから聞こえる音とサーキットから聞こえる音で、たまらない臨場感が!

後姿にびっくりのジムニー! 走りをみたらちょっと感動

この日、もっとも印象に残ったクルマが「KINOKUNI」の黄色いデモカーです。スズキ・ジムニーをベースに作られたこのデモカーは、なんとエンジンが換装されていました。搭載されるエンジンは、日産のシルビアや180SXに搭載されている「SR20DET」。いわば“羊の皮を被った狼”仕様のクルマなのです。

なにげにタイヤも鬼太! ここまでいくともはやジムニーと言っていいのか!?
たしかに日産のエンジンが載っている。「これ走るの?」とちょっと不安になったのが…

エンジンはもちろん、足回りもしっかり組まれたこのジムニー改、実際に走っている姿を見守ると、めちゃくちゃ速い! しかし驚いたのは、その走りよりもむしろ後ろ姿。クルッとコーナーを通過したあとに見えたお尻はなんとスケスケ! 後ろから熱を放出させているため、バックドアを外してしまったようです。意外すぎるビジュアルに度肝を抜かれましたが、そのすごすぎる走りに会場は盛り上がったのでした。

後姿はなんとスケスケ! 筆者は「まるでパンチラしたらノーパンだった」ような衝撃を覚えた

よくあるイベントでは、デモカーは展示されるのみで、走る姿を見ることはなかなかできません。こうして走行シーンが見られるのは、サーキットでのイベントならではですね。「見る」、「買う」、「体験する」のすべてを堪能できたこのイベントは、お得感が高く、つい時間を忘れてしまいました。富士スピードウェイでは、4月30日(日)にも「モーターファンフェスタ2017」が開催されます。気になる方は春のドライブと併せて、参加してみてはいかがでしょうか?

モーターファンフェスタ2017 in富士スピードウェイ
日時:2017年4月30日(日)
場所:富士スピードウェイ
http://motorfanfesta.com/

(文・おおしまりえ+ノオト、写真・小鮒康一)

[ガズー編集部]