一度参加したら病みつきに! フィアット パンダと極上の時間を「パンダリーノ2018」
2018年5月27日(日)、静岡県浜名湖渚園にてパンダリーノ2018が開催されました。パンダリーノは、イタリアの歴史あるコンパクトカー、「フィアット パンダ」を愛する人が集まるオーナーミーティング。2008年から有志によって続けられています。今年は、全国から323台がエントリー。開会式の時点で673人が集い、数多くのパンダとともに、一日を過ごしました。
このイベントの特色はなんといっても、会場全体に漂うのびのびとした雰囲気。今回は、“パンダリーノらしく”のびのびと過ごしている人たちを紹介します。
おいしい手料理でパーティ中!
こちらの青、赤、緑の3台で今回参加したというみなさん。赤いパンダ 1000 Sie(1992年式)の裏を覗くと……。
おいしそうなお料理とともにパーティ中! お料理は4時から仕込まれたとか。筆者にまで、ごちそうを振る舞っていただき、感謝感激! 今回初参加とのとこですが、まるで何年も参加しているようなこなれた雰囲気を出していました。ちなみに、この赤いパンダはまだ買ったばかり。ベテランの参加者さんにイベントのことを聞き、今回の参加になったのだそう。
- 今回のために用意した手作りパンダさん。愛車と一緒にパチリ!
子どもたちもパンダ好き
こちらも早い時間からすっかりくつろぎモードなみなさん。パンダ好きに育っているというお子さんたちも、おいしそうにおやつを食べていました。筆者にもおいしいケーキ&おやつのおすそ分け、ありがとうございます!
こちらのチームは3台のパンダ3で参加。今回4回目の参加ということで、「ゆるくていいですよ。パンダじゃなくても参加しちゃったらいいと思います」と話していました。
家族でゴロゴロ
こちらは家族でゴロゴロしていたところをパチリ! 今回3回目の参加とのことで「今日はゴロゴロ、ぶらぶら、アイスクリームでも食べようかなと思っています」と、筆者が求めていたゆるさ満開のコメントいただきました。「パンダリーノに来るなら何が必要?」と聞いてみたところ、「日差しが強いので日よけは必須。思い思い過ごせるので、半日くらい楽しむためのアイテムを持ってくるといいですよ」とアドバイスをいただきました。ぜひ参考に!
- パンダMT(2014年式)
「ぼーっとしに」初参加!
女性の後ろに子どもたちが隠れてしまいましたが……ゴロゴロ過ごしているご家族を発見! 大阪から今回初参加とのことで「パンダを買ってからイベントのことを知りました。今日はぼーっとしようと思っています。子どもは貝を拾いに行くと言ってますよ」とゆるく過ごす気満点なコメントをいただきました。
- パンダMaxi(2010年式)
パンダ帽子でアピール!
2年前からパンダ帽子で参加しているという、こちらのご家族。お子さんは「お父さんのクルマ友達と話せるのが好き!」と、ここに来るのが楽しくて仕方ない様子。お父さんは「ここに来る目的は、主に情報交換ですね。交流の場です。もしパンダを持ってなくても、興味があるなら購入の手助けになる場だと思いますよ」と話していました。
- パンダ1000cl(1988年式)
アコーディオンをアピール中
芝生の広場に響く、どこかレトロな音色。アコーディオンやさんが演奏をしていました。「パンダはイタリアのクルマ、アコーディオンもほとんどがイタリア製なんです。そのつながりもあり、今回参加してみようと思いました」とのこと。この場での演奏を通して、ひとりでもアコーディオンに興味を持ってもらえたらと話していました。
- パンダ イージー(2017年式)
目立つ! パンダとおそろいギター
パンダとおそろいカラーのギター&人形とともにパチリ。ギターとクルマの色のアイデアは「クルマと同じ色に塗っている人を見て真似した」とのことですが、思わず話しかけたくなる組み合わせがナイス! 「パンダリーノは気楽なところが魅力。なんでもあり、好きなように楽しめるイベントですよ」と話していました。
- パンダCLX(1996年式)
ちなみに「真似した」という元ネタの方も発見! 実行委員をされている方でした。
- パンダSiper.ie(1993年式)
パンダリーノに参加したいと思っている人に、楽しむためのコツを聞いたところ「何か小物があると話すきっかけになりやすいですよ」とアドバイス。こちらもギター以外に、パンダと同色のラジコンもセット。つい話しかけたくなる組み合わせですね。
- 3Dプリンタで作ったパンダのラジコン。本格的!
小物いっぱいで存在感たっぷり!
- パンダ1100CLX(1996年式)
いろいろな小物でクルマを飾っている人を発見! なんと岡山から480kmもの距離を走ってきたのだそう。「絶滅危惧種のパンダ。これだけの数を目にすることができるこの場は、年に1度の楽しみです」とのこと。ここで知り合った友達と交流するのも楽しみと話していました。
11年目を迎えたパンダリーノ
昨年10年目という節目を迎えたこのイベント。主催の山口善之さんによると「昨年まではフィアットも協賛に名を連ね、イベントらしいイベントとして開催されていました。しかし、今年からは、主催者側も楽しめるようにしていきたい」と話していました。イベントは簡略化しつつも、パンダリーノらしい雰囲気を維持できるようにされているそうです。
来年も開催を考えているとのことで、「よりゆるく、イベントらしさよりもオーナーさんが集まってもらえる場所を作るようにしていきたい」と抱負を語っていました。
- 犬の参加も多く見かけたのですが、こちらは珍しいペットのニワトリ! パンダたちを背景にパチリ
いい意味でのゆるさ全開なパンダリーノ。一度参加するだけで、パンダとパンダリーノの虜になってしまいますよ!
(取材・写真・文:ミノシマタカコ 編集:木谷宗義+ノオト)
[ガズー編集部]
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